スピードやテクニックで上回りたい☆政 斗(治政館)直前インタビュー | 新日本キックボクシング協会

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新日本キックボクシング協会 WINNERS2018 3rd
2018・8・4(土)後楽園ホール

新日本キックvsNKB交流戦72.5K契約3分3R
西村清吾(NKBミドル級チャンピオン/NKB・TEAM KOK)vs 政 斗(日本ウェルター級1位/治政館)

政 斗(治政館)直前インタビュー

──5月には日本ウェルター級王座決定戦に出場しましたが、惜しくもとTKO負けを喫してしまいました。
政斗 自分の悪いところもいいところもあると思うけど、まっすぐ入ってもらっていたので。そこはクセになっているところだと思う。まっすぐ入るところをもう少し頭を振ったりして、打ったらその場所にいないことを徹底させたい。そうしないと、たぶんこの先上にはいけないと思うので。

──治政館の大先輩で週1回は政斗選手の指導にあたる武田幸三氏はフィジカルの強化を指摘しています。
政斗 ごもっともでございます。身体の弱さというのもあるし、身体の弱さは自分でも感じていたところでもあったので、もっとそのへんを見直しつつ技術を向上させていけたらと思っています。

──少しずつでもフィジカルは向上している?
政斗 そうですね。前よりは良くなっていると思うけど、まだまだです。

──今回の試合は?
政斗 72.5㎏契約なので、減量はほとんどいりません。その分コンディションが良くなるか悪くなるかは試合をしてみないとわからない。やっぱりパワーは相手の選手には及ばないと思う。ほかの面──スピードやテクニックで上回りたい。
──対戦相手の西村清吾選手は現役のNKBミドル級王者です。現役王者対決という部分は意識する?
政斗 そうですね。ここで勝たなければ、僕の価値はまた下がる。逆にここで勝てば、少しは上がる。そこを逃さずに勝ちたい。
──最後に注目してほしいところを教えてください。
政斗 相手のパワーに付き合わないようにして、闘っていきたい。最終的にはムキになって打ち合ってしまうと思うけど、少なくとも最初は相手の土俵に立たないようにして自分のリーチで闘えるようにしたい。
(インタビュー スポーツライター 布施鋼治)