SOUL IN THE RING15 2017・10・10(日)後楽園ホール
☆68K契約3分3R
渡辺健司(日本ウェルター級王者/伊原道場稲城支部)vs 大和侑也(元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・元NJKFウェルター級王者/NJKF・大和)
渡辺健司 直前インタビュー
――対戦相手の印象を教えて下さい。
「今まで大和選手のことを意識したことがなく、オファーが来たときは意表を突かれましたね。大和選手はビッグネームなので試合が楽しみです。試合が決まってからYoutubeでの試合映像を見ましたが、とてもテクニックがあり、僕とやったらうまく噛み合う試合になるんじゃないかと思います」
――渡辺選手はここ最近、他団体のトップ選手との対戦が増えてきましたね。
「団体の看板を背負って出るので、自分が負けたら新日本キックは弱いと思われてしまうので絶対に負けられないという気持ちで試合に臨んでいます」
――前戦となった9月の元DEEP KICK王者・憂也選手との試合は引き分けに終わりました。
「大変素晴らしい選手でしたが、若い選手なので舐めていた部分がありました。かなり様子を伺い過ぎて消極的になってしまったので、1Rからプレッシャーをかけていけば良かったなと。3Rに取り返さないといけないと思い攻めにいきそこで終わってしまったので悔いが残った試合でした。出来れば再戦したい気持ちは強くあります」
――渡辺選手は変則的なスタイルですよね。
「周りから“やりづらい”とよく言われます。自分は一発があるタイプではなく、自分が得意なのはディフェンス力です。特に才能があるわけでなく、僕は考えながら作戦を詰めていくタイプです」
――渡辺選手のスタイルはどの選手を真似したものですか。
「今までの経験の中で色んな選手を見てきてこういうふうにやればもっとうまく出来るのでは?と思いながらやってきて今のスタイルがあります。あえて言うなら、フロイド・メイウェザーのディフェンスはかっこいいなと思い、メイウェザーの映像をよく見るようになってからは避ける技術が上がりました。あと、ムエタイの映像を見て、相手の攻撃が当たらない距離での戦い方を参考にしています。元々のスタイルはガムシャラに突っ込むスタイルだったので、今はそのガムシャラにやる気持ちを入れて戦わないといけないなとは思います。今のような間合いを取る戦い方だとなかなか試合が動かないこともあり、引き分けも増えてしまいます」
――来年はどういう1年にしたいですか。
「後輩の(重森)陽太が頑張っているので、僕はKNOCK OUT出場を意識しています」
――最後にファンにメッセージをお願いします。「相手はNJKFのチャンピオンなので必ず勝って次につながるようにするので応援よろしくお願いします」
(新日本キックボクシング協会広報部)