レベルが違うところを見せつけたい☆志朗(治政館)直前インタビュー | 新日本キックボクシング協会

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新日本キック 5・14後楽園大会にてISKA世界ムエタイバンタム級の初防衛戦に挑む志朗(治政館)。
挑戦者アドリアン・ロペスを迎え撃つ志朗に直前インタビューしました。

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──325日、ルンピニースタジアムでの勝利、おめでとうございます。でも、試合日程が18日からズレて大変だったのでは?
志朗 一度ではなく、あの試合は二転三転したんですよ。(苦笑)。一度18日に決まったけど、結局25日になった。それからまた18日に戻ったと思ったら、結局最後は25日に落ち着きました。18日に「明日は計量だ」と意気込んでいたら、会長から「ゴメン、俺が勘違いしていた。志朗の試合は25日だ」だって。これからまた1週間ミットを打たなければならないのかいと思うとイヤになりました。その一方であと1週間長く練習からいいかなという気にもなりましたけど。

──勝負のキーポイントは?
志朗 3R終了間際にこかすことに成功したんですよ。そこでいけると思いましたね。4Rにはハイも決まりました。そのへんでだいぶ差がついていたと思います。

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──それから1カ月半、今回は昨年1月に獲得したISKA世界ムエタイバンタム級(同団体のカテゴリーでは55㎏以下)王座の初防衛戦に臨むことになりました。
志朗 アドリアン・ロペスのことは知っていました。(1月に志朗とISKA世界王座を争った)ダニエルと闘って負けているけど、その一戦は急なオファーだったらしく、また再戦するかもしれないという話を聞いていました。

──タイプ的には?
志朗 ヨーロッパの人はムエタイっぽい動きをする選手が多いけど、ロペスのそれはキックボクシング寄りだと思います。やりやすいかもしれないという想いがある一方で、もしかしたらすごくやりにくいかも。

──どんな防衛戦を魅せたい?
志朗 レベルが違うところを見せつけたい。クライマックス? 3~4Rが理想ですね。いま練習しているテクニックがあるんですけど、それが決まれば。
(スポーツライター 布施鋼治)