倒しにいくしかないでしょう☆緑川 創(藤本)直前インタビュー | 新日本キックボクシング協会

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新日本キック 5・14後楽園大会にて現役ムエタイランカーの強豪 ドウアンソンポン・ナヨエイターサラ(泰国ルンピニースタジアムSウェルター級4位・泰国ラジャダムナンスタジアムSウェルター級3位/タイ)と対戦する緑川 創(元日本ウェルター級王者/藤本)。
目標とするムエタイ王者に向けて重要な一戦を控えた緑川選手にインタビューしました。

──30歳になって5カ月。心境の変化は?
緑川 とくには変わらないですね。練習後の疲れがちょっと残るようになったくらい(微笑)。

──現在、1引き分けを挟んで6連勝中です。好調の原因は?
緑川 試合を重ねていくうちに考えるようになって余裕も出てきたからですかね。

──試合をイメージして、いざ試合になったらそのイメージをアジャストさせて闘っている?
緑川 一応相手の試合映像を見て考えるけど、試合になっても臨機応変にできるように練習の時からちょっといろいろ考えてやるようにしています。追い込む練習は追い込んで、考える時は考える。辛い時ほど考えるようにしていますね。

──それがいい方向に作用しているわけですね。緑川 ハイ。僕の中ではそれが動きにうまく連動してくれている感じがします。
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──現役ランカーとやるのは去年10月のシップムーン戦以来となります(引き分け)。今回もドアンソンポンがラジャダムナンとルンピニーの両スタジアムの現役ランカーという話を聞いたら、オッとなりました?
緑川 そうですね。やっぱり目指しているラジャダムナンの現役ランカーなので。もともとドアンソンポンはチャンピオンで、4つくらいベルトも持っていたみたい。(同門で日本ライト級王者の)勝次が10年前にタイのペッティディのジムに行った時、彼はバリバリでジムでも一番強かったといっていました。

──現在入手している他の情報は?
緑川 あとは(ネットにアップされている)動画ですね。ガツガツ前に出てくるタイプなので、なるべく攻撃をもらわないようにて倒しにいくしかないでしょう。

──そういうタイプは闘いやすい?
緑川 僕的にはそうですね。やりやすいというか、下がられるタイプより全然いい。こっちの攻撃も当たりやすいし。

──どんな試合になるとイメージする?
緑川 全体的には打ち合いになって激しい試合になると予想します。その中でもやっぱりパンチだけにはならないように気をつけてケリも入れていきたい。そして最後に腹でも顔でも倒すことができればベストですね。

(取材 スポーツライター 布施鋼治)