KICK Insist5☆麗 也vsクックリット・ゲッソンリット | 新日本キックボクシング協会

新日本キックボクシング協会

国が認める唯一のキックボクシング団体

麗也(日本フライ級王者/治政館)VSクックリット(タイ)

{3FE4C6BD-6D95-4139-9862-619B9A6F2BFC:01}


今年5月、アマチュア時代からの”宿敵”HIROYUKIとの5度目の対決を制して念願の日本フライ級王者になった麗也がタイ人との国際戦に挑む。
兄のように慕う志朗の背中を追うかのように、頻繁に訪タイして現地のリングでも闘っている麗也にとっては打倒ムエタイはライフワークといっていい。
15日に激突するクックリット・ゲッソンリットについての情報を入手したかと聞くと、麗也は「2試合だけ映像を見たけど、手足が長くて蹴りが上手いという印象を受けました」とサラリ。
続けてどんな試合になると予想するかと水を向けると、日本とタイの試合をハッキリと色分けしているらしい解答が戻ってきた。
「タイでムエタイで勝負するなら負けるかいい勝負くらいでしょう。でも、日本で、しかも3ラウンド制で闘うならば倒さなければならない相手だと思います」
HIROYUKIを倒した勢いで、8月にはNJKF王者の”笑顔の切り裂き魔”ニモも撃破して、その名と実力を改めて世に知らしめた。と同時にHIROYUKIとニモを連覇したことで、麗也は同階級の選手からマークされる存在になった。最近はパンチを重点的に練習しているので、今回も倒す試合を意識するという。
「最終的にはどの技でもKOを奪えるようにしたい。見ている人たちの目が釘付けになるような試合をしたい」
麗也の最大の武器は中盤以降も落ちない無尽蔵のスタミナだ。
「15日も最初から最後まで攻撃し続けるので、そこに注目してほしい」
10月2日には20歳になったばかり。乗りに乗る若き王者はクックリットを倒すことしか考えていない。
(スポーツライター 布施鋼治)