女が男になるなら、
男は神になってやる…
2004年公開、
フランクオズ監督作のサスペンス。
コネチカット州のステップフォードと言う町に引越した家族が、
その町のおかしさの原因を突き詰めるという内容。
この作品は、
これぞ、映画!!てな感じで、
面白くて、完璧であった。
ストーリー構成が起承転結はっきりしているのは勿論のこと、
伏線の張り方がうますぎる。
例えば、ニコールの職業が天才番組プロデューサーで、
『I can do better』っていう番組を作って首になる訳だけど、
ラストでこのタイトルがセリフで使ってたり、
例えば、ニコールの友達の、
ボビーやロジャーの性格が、
前半で分かりやすく明確にしてくれてるから、
後半でその性格が違っていることに気付くことが出来たり、
例えば、セリフに関しても、
中盤まで出来る妻とそれを支える夫という感じで、
女々しい男っていう感じでリードしておいて、
ラストのオチのそのまたオチの意外性が倍増させていたりした。
『男たち、自分の妻をコントロールしろよ』と、
ダブルミーニングとも取れるセリフは上手かった。
この頃37歳のニコールキッドマンだけど、
ショートな感じがすごく似合ってて、
めっちゃキュートだった。
ジャケットではロングなんけど、
この髪型も前半と後半で性格が変わったことを
明確にする為であったと分からされる。
この作品で一度だけ二コールはキスするんだけど、
そのキスは映画史上ベスト10には入るんじゃなかってくらい、
ものすごく意味のあるいいキスだった。
この瞬間のニコールは本当にいい顔していたなぁ。
なんせ、この映画は、
監督が伝えたかったメッセージがはっきりしていて、
それをコミカルに描写しながらも、
巧みなテクニックでテーマを強調していくところが、
本当に素晴らしい。