「その13点のうち、成長につながるゴールが何点あったかだよね」
今日のU12リーグの試合後に先輩指導者に言われた言葉。
まさに、自分もそういう視点で子供たちの試合を見ている。
今日のU12リーグ、1試合目はずっと攻めていたけど最後に失点して0-1で敗戦。
おそらく被シュートはこのシュートだけだったはず。
2試合目は相手が5年生中心だったこともあり13-0での勝利。
勝負には勝ち負けがある。
勝ち負けだけの話をするのならば、1試合目はゴールを決めないから負けたのだという一言で
片付けられてしまうし、2試合目はとてもいい試合だったね、で終わりだろう。
育成年代の話になると、しばしば出る「勝ちにこだわるのか」という議論。
自分は、育成年代では、まずは「子供の成長」を考えることが先であると考え指導をしている。
勝ち方を教えることはある程度できる。
しかしそれは子供たちから学ぶ機会を奪ってしまいかねない。
特定の選手だけを出して試合に勝とうとも思わない。
それは自分たちがやっていることを否定することになるから。
もちろん、試合出場時間には差が出るし、出せない試合もある。
でもなるべく多くの時間を選手に与えたいと思っている。
子供たちのゴールは今ではない。もっともっとずっと先。
今学ばなければならないことはたくさんある。
もちろん、勝ち負けがあるスポーツ、試合において相手に勝とうという気持ちを
養うことは大事であるし、子供たちは試合を勝つためにやっている。
負けて悔しいという気持ちを持たなければ、やはり将来の成長は見込めない。
その視点も大事な要素の一つであるだけで、それがすべてではないということ。
子供には勝ちにこだわらせるが、指導者がその視点で間違った選択をしないようにしている。
尊敬する指導者、カンデラス氏の言葉を借りるのであれば
「育成の指導者は選手の今を考えるのを避けるべきで、
なることができるであろう将来を考えなければならない。」
である。
試合中、あれをしろ、これをしろということをいうタイプの指導者も多い。
自分はそれを極力避けるようにしている。
それは全く指示をしないということではなく
子供たちが考えるヒントをどう与え続けるかだと思う。
あくまでプレーの判断をするのは子供たちだから。
そこが一番の学びの機会。それを奪うことはしない。
ゴールをした選手をほめるより、その前のプレーをほめるようにしている。
もちろん、ゴールをした選手はいいのだが
その前の過程を大事にしたいから。
その前の過程を評価してあげれば、同じようなプレーがどんどん起きてくる。
結果的にゴールに結びつく回数が増えていく。
話を今日の試合に戻すと
1試合目。練習で取り組んでいることがたくさん試合に出た。
二人の関係の作り方、そこからの判断。ゴールへ向かう意識。
ディフェンスでの守り方、奪ってからの攻撃。
ただゴールが遠かった。相手のGKもうまかったし頑張っていた。
2試合目。1試合目と同じくいい攻撃の形がたくさん出てそれがゴールに結びついた、
13点中、5点が3年生のゴール。
結果だけからは見えてこないものがたくさんある。
今日も多くの学びの機会をありがとうございました。
FFCエストレーラ川口ではU12、U15の選手を募集中です
http://www.ffcestrela.net/2015/11/post-27.html