関東女子フットサルリーグに所属する、FFCエストレーラNOVOは、今季リーグを6位でフィニッシュとなりました。
関東女子リーグ第1回から参加しているのはうちと浦安さんだけとなっております。
なんとか、第7回もこの舞台で戦う権利を得てほっとしております。
今シーズンは図らずもチーム変革の年となりました。
2013年のセカンドステージから監督に就任、2014年シーズンは1年を通してチームを見てきました。
2014年シーズンは戦術の変更、チームスタイルの確立を目指してチーム作り。
結果的には5位となり、初めて後期で下位リーグに回るなど苦しい戦いを強いられました。
シーズン終了とともに、主力選手を含む多くの選手がチームを離れました。
移籍する者、引退する者、それぞれさまざまでしたが、最終的には合計9名が抜けることに。
2014年シーズンで作った下地への上乗せを目指した2015年シーズンでしたが
初めからやり直す、そんなスタートとなりました。
今シーズン一番大きかったのは、フィジカル、メディカルを担当していただいた大森さんの加入です。
まずは、怪我をしない体づくり、40分間走り続けられる体づくりを目指し、チームにフィジカルメニューを導入。2月から徐々に準備を始めました。シーズン当初の予定はこんな感じです。あくまでおおよそのものですけどね。これをもとに、その時のチーム状態や体調、反応などを見ながら細かくトレーニングを組んでいきました。私自身、今年ほど細かく組んだ年はないと思います。
基本的にフィジカルメニューはすべて大森コーチにお願いをしました。
1年を通して継続できたのは、やはり選手が非常に前向きに取り組んでくれたからだと思います。
下記はその中のメニューの一つ、4分走です。
20秒ダッシュ、10秒レストを8本繰り返します。
みんな「血の味がする」と言いながら取り組んでました。
終わった後はみんなで自然とハイタッチ。
苦しいトレーニングをみんなで乗り越えるというチームの一体感もできました。
って、もちろんそんな根性論だけではなく。
フットサルは、トランジションの多いスポーツでダッシュの繰り返しですが
交代が自由なので休息をする時間もあります。
激しい運動と休息の繰り返し。サッカーとはまた違った心肺機能の使い方が必要です。
そのためのトレーニングです。
モウリーニョは、サッカーのフィジカルはサッカーでと言っていました。
「ピアニストがピアノの周りを走るかい?」とは有名な言葉。
毎日トレーニングができるプロチームならまだしも、やはり週2,3回しかトレーニングができないアマチュアチームでは、そのトレーニングを補うこういうフィジカルトレーニングは絶対必要だと個人的には思います。
走るだけでなく、柔軟性を高めるチューニングトレーニング、そして筋力トレーニングなど1年を通して体づくりをしっかりしてきました。それが結果的に、後半効いてきましたね。
1年間どんなフットサルを目指してきたのか
まずは、攻撃をするために「ボールを奪うこと」を守備の目的としました。
「相手の攻撃を防ぐ」のではなく、あくまで「ボールを奪う」という概念です。
その一つとして、守備ラインは基本的に高く設定。
相手の攻撃を受け身で待つのではなく、こちらから奪いに行くスタイル取りました。
もちろん、相手のスタイルがあります。3-1、4-0などなど。
それも踏まえ、相手のスタイルを研究して「奪いに行く」のがうちのスタイルです。
高い位置で奪えれば、ゴールまでの距離が近くなります。
奪ったら一気にゴールまでのショートカウンターです。
これがなかなかチャンスは作るもののゴールにならないのは練習不足ですね。来年への課題です。
攻撃は、基本的に3-1にこだわってやっていました。
4-0が流行りですけどね、あえての逆向です(笑)
先日の世界女子トーナメントとかを見ても、またピヴォの重要性が見直されてきてるんじゃないかなと思いました。時代はめぐりますからね。
そして、マイボールは極力大事につなぐ。
二人の関係、三人の関係性でしっかりポゼッションしながらボールを運んでいく。
シーズン当初の練習試合はひどいものでした。
全部下で奪われて失点、前プレ簡単に回避されて失点。
開幕当初もそんな感じでしたね。
ようやく浸透してきたのは第3戦のサイコロ戦あたりからですね。
今シーズンは我慢のシーズンでした。
不安に思わなかったといえばウソです。
開幕から6連敗です。
途中、チームもバラバラになりかけました。
第5節、サンキスト戦。
前半だけで0-7のビハインド。
普通であれば試合を投げ出したくなるような試合。
それでも後半走り続けました。
後半は2-2の同点。
あの試合を戦い抜けたこと、それがやはりこのシーズンのポイントだったんじゃないかと思います。
この試合の終了後、スタンドから「後半だけなら同点だよ」「これからこれから」という声をいただきました。思わず泣きそうになりました。
選手たちが自主的に計画をしている月イチの練習会。
それに参加してくれている方や、施設の個人参加のお客さん、スクールのお客さん
下部組織の子供や保護者の皆様。
スポンサーとして支えてくれている皆様。
本当に多くの方に応援に来てもらえました。
それらが間違いなく選手たちの力になっていきました。
初勝利は、前期最終戦の第7戦。
VIDEO 終了後、みなさんと写真を撮りましたが号泣している方も何人もいました。
結果が出なく苦しむ選手を見て、それでも走り続ける選手を見て。
一緒になってチームが勝つのを待ってくれた人たち。
そんな方と一緒になりながら、選手もどんどん一つにまとまっていきました。
後期開幕戦は引き分けでした。
常にリードされながらも常に追いついていく試合。
1試合でも負ければ入れ替え戦濃厚なプレッシャーの中なんとか引き分けに持ち込みました。
そして後期第2戦の勝利。
ホーム埼玉での試合はこんなに多くの方に応援に来てもらえました。
この勝利で最下位を脱出、最終戦に望みをつなぎました。
そして最終戦。
全員でピッチへ、全員で一つに、全力で。
多くのサポーターとともに。
この試合で引退する仲間のためにも。
3勝6敗1分け 6位
× 1-2 vs カフリンガBOYS東久留米
× 1-3 vs シュートアニージャ
× 2-3 vs SAICOLO
× 0-4 vs バルドラール浦安 ラス・ボニータス
× 2-9 vs ザ・サンキスト
× 0-3 vs アマレーロ峰FC
○ 2-0 vs フォレストアネックス
△ 3-3 vs カフリンガBOYS東久留米
○ 1-0 vs フォレストアネックス
○ 6-1 vs アマレーロ峰FC
決して胸を張れる成績ではないですが、胸を張れる戦いだったと思います。
来シーズンこそさらなる高みへ。