育成年代の年齢枠について | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

昨日は、ジュニアユースがU15選手権埼玉予選に出場しました。

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第1試合は0-1で迎えた後半早々に同点に追いつきますが、その後失点が増え1-4での敗退。
第2試合は前半0-2、後半0-3の合計0-5での敗退。
第3試合は前半2-2の同点で折り返し、後半失点を重ね2-8での敗退、3戦3敗で予選敗退です。

後半途中まではどの試合も戦えていて後半失速。まだ1試合を通して戦う力はついていないみたいです。

まあ、中2が3人、中1が1人、小6が4人、小5が1人のチーム。
まだまだこれからですね。今の中2が最高学年になる来年、もっといい戦いができるようにしましょう。

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さてタイトルです。

先日、U10の大会を企画した時に「U-9でも参加していいですか?」という質問がありました。以前にもそういったお問い合わせが。

こちらは、U-10は「小学校3,4年生」というくくりで募集をしているつもりですが、特に少年団にはU-10は「小学校4年生」と思うチームが多いようです。

フットサルをしていると、2学年区切りの大会はよくあるので気にしていませんでしたが、サッカーだと1学年区切りがほとんどのようですし、1学年で1チーム作れるチームが多いでしょうからそういう発想になってしまうのかなと。

これは学校教育から派生している日本のスポーツの一種の弊害的なところもあるのではとちょっと大きな話になってしまいますが感じています。

先ほど書いたように、うちのU15チームには小学生も所属しています。
昨日公式戦を戦ったわけですが、やはり体で負けてしまうこともあるのですが
その中でもできるプレーを自分で模索しますし、体の使い方もうまくなっている気がします。

U12チームにも4,5年生が出場していますが、最近ではその4,5年生の成長が目を見張るものがあります。

その逆もあり、U15に出場している中2生は、いわゆる中学生っぽい、自分の感情を表に出さないような、斜に構えた感じでしたが、小学生とやることでそれも変わってきて、また最近ではリーダーシップをしっかり発揮できるようになってきました。

昨日の大会でも、ハーフタイムに我々の指示を待たずに自分たちから課題を出し合い、その問題解決を話し合う姿がありました。

同学年だけでなく、上の世代、下の世代と一緒にやることでお互い成長し行けることを最近実感しています。

体格差という、どうにも埋められない環境をどう乗り越えるか。
そういったことを各個人が考えるのもまた一つのいい経験です。

ということで、育成年代。
学年の枠を取り払い活動することをお勧めします。

弊社で運営している大会は、U-8、10、12、15という区切りが多いので
特に普段サッカーをやっているチームなどはいい経験だと思いますので
出場を検討してみてください。