ブラサカ体験。目をオフにすることで見えたもの。 | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
仕事のこと、プライベートなこと、気ままに書いております。

視覚障がい者のサッカーである「ブラインドサッカー」
ブラインドサッカー協会は情報発信が積極的で、テレビでもよく取り上げられていますし
以前から非常に興味を持ってみておりましたが、なかなか体験する機会がなく。

中でも面白いと思っていたのは、企業研修などへの導入を積極的に行っている「OFF TIME」という企画。昨日機会があり、参加してきました。

テーマはチームビルディング。

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この日は男女年齢バラバラな10名が参加。
最初は、二人一組で準備運動をします。
一人はアイマスクをして、一人が言葉でそのポーズを説明します。
アキレス腱や屈伸など、その名前がわかる運動は説明しやすいですが
たとえば下の写真のポーズなどはなかなか説明がしにくい。
言葉だけで何かを伝えるむずかしさを感じました。

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こちらのワークは、全員がアイマスクをした状態で背の順で並んでくださいというもの。
最初、みんながとりあえず自分の身長を言い合いますが、まずは「触れ合って」存在を確認しようということで、手をつないで円に。

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次に一番背の高い方から順に並んでいきます。

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一列になった時に「扇風機の音がするほうを向く」という声がかかり、向きますが、実は扇風機は両サイドにあり、列の半分は反対を向いていました。。。で、そこから「右の人の肩をつかむ」としたらご覧の写真のとおり。
なかなか難しいですね。

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こちらは、アイマスクをしていない人が四角を作り、その中にアイマスクをした人がい入りボールを触るというゲーム。2チームに分かれて数を競います。

1回ごとに話し合いを持ち、どうしたら多くのボールを触れるかを工夫していきます。
目が見えないことで不安な気持ちもあり、なかなかスピードが上がらないですが
最後は「仲間を信頼する」という気持ちが芽生え、小走りで移動できるように。
6回のチャレンジですが数字は徐々に伸びていき、最終的には倍ぐらいの数を触れるようになりましたね。

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「目が見えないことで逆に視界が広がった」という表現をされた方がいましたがこの日の体験はまさにその通りで。
コミュニケーションの大切さだったり、リーダーシップとフォロワーシップの関係だったり
仲間を信じること、自分を信じることの大切さだったり。
たったの2時間でしたが、終わった時には参加者全員が一つのチームになっていましたね。

貴重な1日を過ごさせていただきました。

まだ体験をしていない方、ぜひ一度体験をされてはいかがでしょうか

OFF TIME
ブラインドサッカー協会

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うちの会社でも何か一緒にできることがあれば企画したいですね。
まずは子供たちに体験させたいな。