みなさん、フットサルやサッカーを始めて、最初にゴールしたときのことを覚えていますか?
私は全く覚えていないのですが、今年度、ジュニアのチームを立ち上げて指導を始めてその瞬間に2度出会いました。
一度目はSくん。
彼は5年生で、うちのチームに入る前は、週1回のスクールで少しボールを蹴っていた程度。
チームとしての活動は初めてで、入った当初も初心者そのもの。
しかし練習してだんだん変わってきて、先日練習試合で初ゴールを決めました。その時の彼は飛び跳ねて喜んで、本当の嬉しそうでした。
彼はまだまだ成長途中ですが、このゴールをきっかけに練習に参加する態度が変わったような気がします。
そして昨日はもうひとり。6年生のK君。
彼もS君と同じスクール出身ですが、Sくんよりさらに初心者。体は大きいですが、運動は苦手。練習中もすぐにふざけてしまう。
例えて言うなら、少年サッカーで試合中に、コートの端で砂遊びを始めちゃう子供、でしょうか。
そんな彼も、入会して4ヶ月。なんだか最近顔つきが変わってきました。
練習の取り組み姿勢も今までと違います。話をしてもしっかり受け答えができるようになりました。
これは試合前の選手ミーティングの様子。
以前だったら、一人だけコーチに視線を向け、変顔とかしてくるような感じでしたが前のめりで話を聞いています。人の話を聞いて、それを実行できるようになってきました。
相手を背負ってのプレーがうまいので、まずはそれをするように声をかけて
それなりに自信を付け、仲間の信頼も得てきたのもひとつの理由かもしれません。
そんな彼も、昨日の試合で初ゴール。もうその時の喜び様といったらすごかったです。
ピッチを走り回り、体全体で喜びを表現して、ピッチに倒れ込む感じ。
公式戦なら喜びすぎてイエローカードになるんじゃないかと(笑)
でもそのぐらい嬉しかったんでしょうし、チームメイトも保護者のみなさまも同じ気持ちだったのではないでしょうか。
私たちコーチもとても嬉しい瞬間でした。
こういう場に立ち会えるのもフットサルならではかな。サッカーなら、まず彼らには交代チャンスは回ってこないし、回ってきてもゴールを奪うポジションには行けないのでは。
育成でフットサルをやる価値の再認識です。
子供たちは日々成長していますね。我々指導者も負けじと日々成長していかないといけません。
川口市で活動する小学生、中学生、高校生、社会人のクラブチームです。
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