車を運転している方なら、「ハインリッヒの法則」というのは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
「ハインリッヒの法則」
かいつまんで説明すると、ひとつの重大な事故の裏には、軽微な事故が29件有り、その裏には300の事故には至らないものの「ヒヤリ、ハット」な経験がある、というもの。
もともとは労働災害の経験則に基づくものですが。
これをフットサルに当てはめてみると・・・
1.ひとつの失点の裏には、
2.失点には至らないものの大きなミスやピンチがあり
(崩されたけど相手のミスで失点にならない、とか。ポストとかバーとか)
3.その裏には無数のミスの種がある
(マークのズレ、切り替え、寄せの甘さ、コーチングの少なさ、視野の狭さ・・・)
と勝手に解釈しています。
こうして、試合の映像を見てチェックをしていますが、とかく「失点シーン」に目が行きがちですが、大事なのはそれ以外の部分だったりします。
失点はあくまで単なる結果なので。
それ以外の細かいマークのズレなどを、チェックするにはやはりこうしてビデオで振り返るのが一番。
便利な世の中で、こうして撮影したビデオをウェブ上でチーム内だけで共有できる。
それを見ながら、何分何秒のあのプレーというコメントを残すだけで、チーム全員が意識を共有できる。
まあ、あとはそれを選手がしっかり見るかどうかですが。
