AFCフットサルクラブ選手権 観戦 | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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昨日は、JFAの会議が名古屋で有り、そのままAFCフットサルクラブ選手権の3位決定戦と決勝戦を観戦してきました。

JFA会議では、女子AFC選手権やU-21大会、ユニバーシアードの件などが話し合われ、フットサルの明るい未来の兆しがいくつか見えてきました。これについてはまたいつか改めて。

そしてクラブ選手権。

まずは3位決定戦。この試合で勝つと来年のクラブ選手権のシード権が取れる大事な試合。
日本代表である名古屋オーシャンズが中国代表の深圳南嶺鉄狼FCと対戦。
深圳南嶺鉄狼FCの監督は、昨年まで名古屋の監督だったアジウ。

なんと開始2分からパワープレーを仕掛けてくる奇襲攻撃。
名古屋は2点のビハインドを追ってしまう。

その後森岡のハットトリックなどで盛り返し、最終的には押し切って見事3位になったが
深圳南嶺鉄狼FCの戦い方もまた面白かったし、ここにいいプレーをする選手も多かったです。
Fリーグでもここまで名古屋を苦しめられるチームはなかなかいないですよね。

終始パワープレーを仕掛けられていることで、メンバーも固定され、フィールドは8人で回してましたが、途中から5人ぐらいで回している感じでした。森岡の出場時間は異様に長かったですし。

そんな苦しい中でしっかり結果を残すところはさすがだし、特にペドロコスタの献身的な働きは圧巻でした。

3位入賞おめでとうございます。

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そして決勝戦。
イラン代表の サナイェ・ギティ・パサンとタイ代表のチョンブリ・ブルーウェーブ。
とにかくすごいゲームでした。
危うく終電を逃しそうでしたが、たとえ逃したとしても最後まで見たい、そんなゲームでした。

サナイェが先制して始まったゲームですが、チョンブリは前からガンガン圧力をかけていく激しいプレス。全員がハードワークで体格も全然違うサナイェに対抗します。

チョンブリは基本セット交代で、1セット3分ぐらいでぐるぐる回していきます。
ハードワークを持続するためのベンチワーク。なるほどなと思いました。

ペースは完全にチョンブリですが、第1ラインは越えてもなかなか最後の一詰めができない。
サナイェのディフェンスも、その大きな体を投げ出して必死にディフェンスをします。

残り5分を切って、チョンブリはパワープレーに。
しかし、初めの1分半ぐらいは全くいいプレーができていませんでした。
選手がみんな焦っていて、すぐに縦パスをいれたり決定的なパスを狙ったり。

しかし、ここでサナイェがタイムアウトを取ります。
サナイェとしては最後の3分半しっかり守りきるマネージメントをしようと思ったのだと思いますが、チョンブリにとっては非常に大事な1分になったはず。

タイムアウト後、ようやくチョンブリはじらしながら一発チャンスを狙うパワープレーに。
徐々に得点の匂いが増してきます。

また、チョンブリはパワープレーの攻守で選手を全員入れ替える戦術をとっていました。
それにより多少の時間差は生まれてしまいますが、ディフェンスセットも奪ってチャンスがあればゴールに向かうなど、今までの圧力をそのまま維持しているような感じでした。

残り1分。ゴレイロ役からアラにパスが出て、そのリターンにサナイェのディフェンスが食いついてきたのを逃さず一気にゴール前に運んだボールをしっかり決め、チョンブリが土壇場で同点に追いつきました。

結局延長戦でも決着がつかず、PK戦でチョンブリ・ブルーウェーブが優勝を飾る結果となりました。優勝にふさわしい、素晴らしいチームでしたね。

それにしてもセット交代を短時間で回すというマネージメント、パワープレーのリスクのかけ方などベンチワークを見ていても非常に面白いゲームでした(ベンチ裏から観戦)

延長前半残り40秒という場面でも、予定通りといわんばかりにセットを交替しているのを見て、徹底しているなと感じました。
その結果、最後の最後まで走りきりハードワークできたのだと思います。

本当にいい試合を見させていただきました。

試合の映像はAFCでハイライトが見れますので是非見てくださいね

昨年は大学生を連れてタイに行きましたが、今年も選抜チームを送り出す準備をしてます。
願わくば、アジアチャンピオンのチョンブリとも試合を組んで、トライアウトさせたいな。


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