ルール説明会 | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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昨日は、関東リーグ1部2部女子チームを集めての新ルール説明会が実施されました。


9月12日のエントリー  で紹介したのは、8月に出た通達文に沿っての解説でしたが

どうやらルール改正はこの通達文だけではないという噂がありました。


そして昨日確認したところによると、噂通り多岐にわたりルールが改正されます。


正確には10月初旬に新しいルールブックが発行されるのでそれが「正」となります。


つまり昨日説明を受けたことがすべてではない可能性もまだあるということです。


そんな中、今週末の女子の関東大会では新ルールが適用されますから

間違いなく混乱はするでしょう。


あとは選手と審判で協力して、その混乱を少なくしていくしかないですね。


ということで、昨日確認したことをまとめてみます。

ただし、上記のことを考慮して読んでください。


選手に直接関係ない項目は一部カットします。ご了承ください。


第1条 ピッチ


  国際試合の公式サイズ 横幅が 最低18M→20Mに改正。


 ※民間コートで、国際基準サイズをうたっている方は注意しましょう(笑)


第2条 ボール


 空気圧 0.4~0.6 → 0.6~0.9に改正。


 ※これは結構プレーに影響するかも。当日の説明では、バウンドは2センチぐらい変わるという話でしたが、試しに、0.9入れてボールを蹴ったら、かなり痛いです。。。


第3条 競技者の数


 試合開始の最低人数が3人になった

 国際試合において交代要員が7人から10人になった


 競技者がゴールキーパーと入れ替わる場合、試合の停止中、交代について主審・第2審判に通知した後行う


 ※この一文はかなり問題だと思いますが、その後の説明を聞いてもちょっとわかりにくかったです。

 ようは、GKが変わる場合は、本来上から下まですべてGKと同じ色にならなければならないので

 その際に、許可を取るという話なのですが、パワープレーの時はどうするの?って感じですよね。

 まさかパワープレーで変わるたびに、審判に声をかけるわけではないと思いますので

 これは運用状況を見て判断なのかなぁと。


第6条 副審


 タイムアウトの際は、タイムアウト要求のための用紙をチーム役員が第3審判に渡す。


 ※今までは、声をかけていましたが混乱のないようにとのことだと思います。

 ボールが出た時に「今タイムアウト」と急にとることは難しくなったということですね。


第7条 試合時間


 前後半の終了は、タイムキーパーの鳴らす音の後、下記の項目を主審・副審が考慮して笛を吹く。


 ・ブザーの前に蹴られたボールがピッチ内にあり、


 1.直接ゴールに入った →得点

 2.ボールが直接境界線を越えた(アウトオブプレーになった) →終了

 3.ボールが、GK、ポスト、バーのいずれかに触れた後

  ・ゴールに入った → 得点

  ・境界線を越えた → 終了

 4.守備側ゴールキーパーがとめた →終了

 5.ポスト、バーに当たり、ゴールラインを越えなかった →終了

 6.PK、第2PKとなる反則があった→PKもしくはFK

 7.GK以外の競技者がふれた →終了


ここで注意しなければならないのは、まずは3番。ポストに当たって、キーパーに当たって入ったのはノーゴールだと思います。ここの解釈はほかの意見もあり違うかも。聞いとけばよかった・・・


※一連の流れであれば、ポストに当たってGKに当たってゴールというのもあり。

※7番。ディフェンスや味方に当たって入った場合はノーゴール。


そして一番注意をしなければならないのは、終了は「審判の笛」になったという部分。

それはどんな場面においてもということになります。


噛み砕いて言うならば、ブザーの音は「そろそろ終わりだよ」っていう合図だと思ったほうがいいですね。


第8条 プレーの開始と再開


  キックオフからの直接ゴール → できなくなった


第12条 ファウルと不正行為


 スライディングタックル禁止の項目の削除


※ 前回のエントリーでも紹介したので割愛します。当日はビデオを見ながらの解説だったのでなんとなく基準がわかりました。ただ、あくまで審判の裁量によるところが多いと思います。


ボールに行っていたとしても、「不用意に、無謀に、過剰な力で行った」場合はファールになるので気を付けましょう。


 バックパスの要件変更


 ゴールキーパーがボールをプレーしたのち、相手競技者がプレーもしくは触れていないにもかかわらず、自陣ピッチで味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに再び触れる。


 ※前回のエントリーでも説明しましたが、今までは相手ハーフにボールが入ればリセットされましたがリセットされなくなりました。

 ※赤字の部分は昨日の説明会資料にはありましたが、8月の通達文にはなかったです。

 制限されるのがキックだけなのかどうかは、10月のルールブックを確認するしかないですね。

 ※相手陣地内で、ゴールキーパーが受けて、ドリブルで自陣に入った場合も反則です。


第13条 フリーキック


 壁なしのFK、第2PKにも4秒ルールを追加


第15条 キックイン


 ボールを蹴る競技者はいずれかの足の一部をタッチライン上、またはピッチ外のピッチ面につける。

 ボールがピッチから出た地点、またはピッチ外で、その地点から25センチ以内の場所から、静止したボールを蹴る。


 ※ボールを置く位置は、ライン上だけではなく、25センチ以内であればラインの外でもOkとなります。

 ※これは、たとえば右サイドで右利きが蹴る場合は蹴りにくかったと思いますが、それを解消する意図があるのかなと思います。


第17条 コーナーキック


 4秒以内に行われなかった場合→相手チームのクリアランスで再開


そのほかの改正もありますが、割愛します。


自身のリーグで何月から適用されるかは、所属リーグに確認をお願いします。

※印は私的解釈とコメントですので考慮してください。

初めに書きました通り、10月に出るルールブックで変更があるかもしれません。