限界を決めるのはだれか | エフネットスポーツ社長日記

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埼玉を本拠地に活動するフットサル・サッカー関連会社の社長日記です。
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先日、TVにて吉田えりさんの特集をやっていた。

ナックル姫なんて言われていますが言わずと知れた、女性初のプロ野球選手。


彼女は中学校で男子と同じ野球部に所属。

3年生の時に、男子との体力差に自分の限界を感じたという。


しかし、彼女はそこであきらめることなく、「ナックル」という武器を発見。

その後の努力で、関西独立リーグにドラフト指名されて女性初のプロ野球選手は誕生した。


と、ここまではテレビでもよく扱われていたので知っていましたが、その後チームを退団したというニュースには触れていたものの今どうしているのかなど詳しくは知らなかった。


で、ここからがその特集番組の内容だが、彼女はアメリカのウィンターリーグに参加。


そしてなんと、アメリカ独立リーグのチームから指名を受け、アメリカでもプロ野球選手として契約することに成功したということ。


ウインターリーグから、ドラフト指名を受けるのは2割以下という厳しい状況。

その中で、彼女の武器が認められ指名されたということは本当にすごいと思う。


この番組を見て一番思ったことは、「限界を決めるのは自分自身である」ということ。

「体力」という限界に気付いた彼女は「夢の限界」とは思わなかった。

「体力の限界」を超える武器を自ら身につけて乗り越えた。


現在、チームの監督をやって選手を見たり、また仕事で社員を見たりしますが

とかく自分で「限界」を決めてしまうことが多いと思う。

これはできない、難しい、やっても無駄・・・

大かた、その限界を口にするものは、その限界を超える努力をしない。


そういう気持ちの人は「女性だから無理だ」という理由で中学生はおろか小学生で夢をあきらめているだろう。


これは自戒を込めてであるが、「限界を決めるのは常に自分自身」その言葉を

彼女のエピソードを通じて学び、そしてみんなに伝えたいと思う。


彼女は大リーグに行くという夢に向かって今後も努力していくことだろう。

その挑戦を楽しみにしています。


吉田えりブログ