-クリエイティブでタフな選手を育てる-
これは、日本サッカー協会の指導要綱に記載されている指導指針。
クリエイティブな選手とは、「自分で考えて、自分で行動できる選手」を指す。
つまり状況に応じて最適なプレーをチョイスし、それを行動に移せる選手のこと。
タフな選手とは、簡単な接触ですぐに倒れない、ボールを奪うときに反則をしないで対応するなど。
これは、まあ簡単にいえば 中田英寿見たいな選手を指すといえば分かりやすいだろう。
日本サッカーを見ている人なら何となく察しが付くと思うが
日本の選手はすぐ倒れる。少しの接触で大げさに転ぶ。
プレーを続ければ、そこにチャンスがあるかもしれないのに。
不利になるとすぐにシャツを引っ張る、腕をつかむ。
プロの選手がそうであるから、それを子供が真似をするらしい。
全日本少年サッカー大会などでも、大げさに転ぶ子が多かったり、すぐにシャツをつかんだりが多いそうだ。
また、コーチもシャツを引っ張ったりすることを肯定するコーチがいると聞く。
そもそも「転び方がうまい」と表現することがあるが、この言葉自体おかしな言葉だと思う。
反則を取ってもらえるような転び方をする余裕があるなら、プレーを続ければいい。
先日の、日本代表の試合。
相手がＷ杯予選を戦っているメンバーが３人だったにもかかわらず、０－３の惨敗。
それよりなにより、ここで示したような、すぐに倒れる選手が日本代表には多い気がする。
玉田、大久保は筆頭だが、この前の試合では俊輔も。
日本を代表する選手がそれじゃあね。
ワールドカップまで もう２カ月しかないのに
この盛り上がりのなさは何だろう。
いいのか、これで？