先日、日本サッカー協会が2007年度の登録者数を発表しました。
登録者とは、選手、審判、コーチの総数です。
それによると、全体の登録は1,307,357人で、前年度比1.8%増となっており
そのうち、フットサル個人登録者は127,205人。約10%に達しました。
フットサル個人登録とは協会主催の大会やリーグに参加するときに
個人が必要とする登録制度のことです。
この数字を多いと見るか、少ないと見るか。
私は非常に少ないと思います。
現在フットサル施設は全国で600箇所ぐらいあるといわれています。
各施設にたとえば、200チームの登録があったとして1チーム平均10人とすれば
フットサルを楽しんでいる競技人口は最低でも120万人いると言う計算に。
もちろん登録していないチームも多々ありますから、10分の1にも満たないでしょう。
個人登録が増えない理由は、非常に簡単。
一般の人には登録する意味というか理由が無いからです。
サッカー選手の2007年度登録人数は889,704人です。
ですので、選手のみでいえば約12%がフットサル選手と言うことになります。
なんか、手が届きそうな数字ですよね。
もっと肉薄してくれば、サッカー協会内におけるフットサルの格も
上がってくるのではないでしょうか。
そうすれば、フットサルを取り巻く環境ももっと改善されていくはず!
それを考えるのは、協会でフットサルに関わっている方たちですが
われわれ民間でも何かできることはないかというのは
考えていかなければならないでしょう。