公立の小、中学校は、ほぼ同じ地域の子どもたちが通うので、クラスメイトは幼いころからの友だから卒業後もクラス会や同窓会などを開催することはかなり容易だ。しかし義務教育ではない高校、大学では、クラスメイトは広く各地から集まってくるので、卒業後のまとまりは幹事がしっかりしていないとクラス会を開催することは、むつかしくなる傾向がある。時々雑誌などで“同級生交歓”写真が載るがほとんどが10人以下だ。

今、突然、高校を卒業して60年以上経って初めてのクラス会を開く計画を立てている。卒業時にクラス会幹事を決めていたけれど、彼が若くして亡くなっていて、その後誰もクラス会開催に興味を持つこともなく、それぞれが忙しい職業人生を終え、年金生活も15年余も経て、このまま人生を終了すると思われていた。

数年前、偶然にネットで連絡が取りあえる旧友を見つけた。彼とはBLOGやYoutube経由で情報交換ができ、メールで話し合うこともできた。ある日、高校のクラス名簿を見ていて昔から同じ住所に住み、自営業の友人がいることに気が付いた。コンタクトが取れている友人に、クラス会開催の可能性を打診してみた。というのは去年、中学校最後の同窓会と位置付けられた、傘寿同窓会に10年ぶりに参加して44人の参加者と旧交を温めることが出来た余韻が残っていた。たぶん高校のクラスメイトも同じような状況にあるのではないか、と思ったのだ。自営業の彼は始めはあまり乗り気ではない感じがあったので、国際電話を入れ直接話をしてみた。そして連絡の取りあえる近辺の3人が、クラス会の可能性を話し合うことになった。結果、自営業の彼が幹事を引き受け、20年も前のクラス名簿をもとに各人とコンタクトをとることになった。

クラスの42名中、22名が住所不明。亡くなった人が3人。現在闘病中の人が2人。参加希望者は8人だった。幹事としては、少し参加者が少ないので気落ちがしたようだが、62年もたって初めてのクラス会に8人参加は素晴らしい、と励まされ引き続き準備を進めてくれることになってほっとした。こちらもインターネットや新聞の無料の短信コラムなど利用して、隠れクラスメイトに連絡をしてみようと思っている。

卒業後62年目、傘寿クラス会は2025年2月2日、節分の日の開催。さてどんなクラス会が開催できるか、62年後の旧友を発見できるかどうか、今からドキドキしている。