枯葉が枝から離れるように、人の命も限りに至り、ひとり散る。

最近、家族や関係のあった人、知っている人が続いて亡くなった。この一、二年でも姉弟の秀介、喜子、詩人の谷川俊太郎、元Volvo社長PG  Gullenhammar、俳優の西田敏行、友人の谷沢さん、Bjanerさん、早稲田の岡澤先生、元リコーの上司の栗原さん、木戸君の奥さん。自分も82歳に間もなくなる。日本人男性の平均寿命年限だ、残り時間はそんなにない様だ。

死因にはCOVIDとかガンとか病気が原因の人や、老衰でという自分より若い人もいる。今夜は孫三人のおばあさんがなくなったという話も来た。Swedenの親族には、自分は親せきの葬儀には出ない、と伝えてあるから、親族最年長の自分の葬儀にも誰も参列の必要はない。

金持ちの有名人が自宅の階段から転げ落ちて、亡くなったと言うニュースを見て、どうしてそんなことが起きるのだろうかと、自宅の階段を上り下りするときに疑問に思っていた。しかしそれも高齢者には普通にいつ起きてもおかしくない、という出来事に出会った。

富士山登山中の外国人が、友の声に振り向いたところバランスを崩して崖に転落、死亡するという事故があった。椅子から立ち上がり、立ち眩みに逢い倒れることもある。年を取ればそんな時、大事故に結びつくことも間々ある。

自分も最近、フワッと頭がふらつくことが増えた。特に心臓バイパス手術を受けてから増えたように思う。Goteborgの娘のアパートを訪問した時、エレベーターのない古いアパートでいつも急な階段を4階まで上がる途中、息があがる。今回も2階の階段にある椅子で一服した。30秒ほどで落ち着いたので再度残りを上り始め、3-4段上がったところで意識を失った。

あとは孫娘に抱えられ階段に横たわる自分を見つけるまでの記憶がない。後頭部を石の階段に打ち付け出血していた。孫娘が泣きながら必死で出血部を布で押さえてくれていた。救急車で病院に運ばれ、頭部の負傷ということで30分ほどで頭部MR検査の手配をしてくれ入院できた。こんな事故は高齢者にはいつでもどこでも起こりうる、と言うことに気づいた。

心配させてはいけないと思い日本の兄にネットビデオ電話をして、状況を説明しておいたけれど、FBは見ていなくて、お互いに健康を信じても80代、何がいつあってもおかしくないから、お互いに気をつけましょう、ということになった。自分より一つ年上の奥さんは、体調も戻らずそのままホームに入ることになった。兄は料理は出来るし、町内の雑務も進んでできる。毎週Gymにも通っているのでしばらくは一人住まいもいいかもしれないが、85歳、納豆や自作の黒ニンニクも食べ健康に気を付けているけれど、足に血栓も見つかった。いざ、という時を覚悟して、なにかを考えないといけない時期に来たようだ。