ソースのブログ -4ページ目

ソースのブログ

ソースの駄目恋愛

マンションに着いても・・・入れない事に着いてから気付いた。


とぼとぼと歩いてバスに乗り、ワンルームへ来てみた。



鍵を開けると、あの時のままだった・・・。U子・・・・・。




U子・・・U子・・・・





涙が溢れて・・・・どうにもならなかった。


携帯が鳴ってる・・・・あれ・・・もうこんな時間・・・


眠っていたようだった。




Bだ・・・。





B「お前いまどこ?」


私「家」


B「どこの?」


私「私の」


B「すぐ迎えに行くから、出てろ。」




私は部屋を出て、外で待った。




U子が落ちた場所・・・何もなかったかのように綺麗になってる・・・・




B「おい!心配したぞ!連絡ぐらいしろ!」


私「ごめん。U子・・・・自殺だって・・・・U子・・・・」


B「・・・・・・・・・・・・・・・・。」


B「帰るよ。」


私「うん。」




家に着いて、もそもそとご飯を食べた。




B「明日葬式か?」


私「うん。」


B「仕事は?」


私「・・・・・・・・・・。」


B「やめとくか。」


私「うん・・・・・・・・・・・。」



B「送ってってやろうか?」



私「いい。」



B「そうか。じゃぁ帰りは必ず連絡しろ。」


私「うん。」





次の日、私が起きるとBはいなくて、テーブルの上に、服が置いてあった。



お葬式に出て、U子のお父さんに一緒にご飯を食べようと誘って頂いた。




みんなで思い出話をしながら・・・私は・・・何もいえずに・・・・泣いてしまった。


泣いてはいけなかった・・・一番辛いのは家族の人なのに・・・それなのに・・・こんなところにまで呼んでもらってしまって・・・・。




U子のお父さんが、私の背中にそっと手をあてて、どうか忘れないでやってくれ。と言った。




U子の家を出て、駅まで歩きながら、Bに電話をした。


私「・・・・・・・・・・・。」


B「もしもし?」


私「もしもし。」


B「めしは?」


私「食べた。」


B「そうか、今何処?」


私「駅の近く。」


B「迎えに行くから。」


私「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



Bを待ってると、「おーい」と声を掛けられた。


同級生だ。


「久しぶり!お前今日葬式行ってきたの?」


私「・・・・・・・・・・。」


「久しぶりにみんなに会ったよなぁ・・・。」


「U子、頭狂っちまったんだろ?」


「なんかやばいことやってたのかなぁ?おまえなかよかっただろ?何かしらないのか?」



私は持っていた小さなバッグで同級生の顔をひっぱたいてやった。


「なにするんだ!!!」


「お前もおかしいんじゃねーの」


歩いていこうとする同級生に掴みかかって、力の限り殴ってやった!


「やめろ!!」


「何考えてるんだ!」


振りほどかれても、食って掛かって突き飛ばして、蹴っ飛ばしてやろうと思ったら


ビリ


スカートが破れた。


お構い無しに食いついていると


後ろからBに羽交い絞めにされた。


B「落ち着け!なにやってるんだ?!だれだこいつは?」


私「U子の事を馬鹿にしたのよ!こんなやつ!!こんなやつ!!!」


B「そうか。」


B「でもお前の力じゃなぁ・・・・。」


同級生が後ずさりをしている・・・・




ボコ




一発でうずくまってしまった。


B「ほら、好きなようにすれば?」



私「・・・・・・・・・・・・・。」


私「もういいや。」



B「そう、じゃぁ。」




B「おい、起きろ。」


同級生の服を掴んで立たせると、もう一発殴って帰ってきた。


B「人が多すぎるよ、駅は。」


B「行くよ。」

エステが終わると、またBが迎えに来てくれた。


B「そーす♪」


B「げ!!!!!」


B「ソース!!!!」


B「おまえ・・・・・実は男の子だったんだな・・・・。俺を騙すとは・・・・。」


私「似合わない?私は気に入ってるんだけど。」


B「店員には短くするなって言ってあったのに・・・。」


私「私が短くしてくれっていったの。」


B「そーす・・・・。おれ・・・髪の短い子襲う気になれない・・・・。」


私「そう、良かった!」


B「あぁ・・・切っちゃったか・・・・。」


私「いいじゃん、すぐ伸びるよ。」




私「お店いこ?」


B「・・・・・・・・・・・・。」


私「そんなに嫌?」


B「ソース、子供みたい。」


私「子供はどっち?」



B「いくか。」



お店でいろんな人にびっくりされた。



家に着いて・・・Bが婚姻届をまた差し出してきた。


私「・・・・・・・・・・・・・。」


B「まだ書けないのか?」


私「どうして結婚したいの?絶対逃げないってやくそくするから、結婚やめようよ・・・」


B「すっと一緒にいるなら結婚したって何もかわらないだろ?」


私「離婚が大変だよ。」


B「別れないよ。」


B「俺がお前に好きにしろって言った時、お前責任取れって怒っただろ?」


B「だから責任を取るんだ。」


私「・・・・・・・・・・。」


私がペンを取ると、Bは婚姻届を取って、引き出しに閉まった。


私「あ・・・。」


B「お前の意思で書け。自分で出して、書きたい時に書け。」


私「わかった・・・・・・。あ、あのさ」


B「?」


私「明日、病院行きたいんだけど、あの辺ってバスとか通ってるっけ?」


B「おくってってやるよ」


私「・・・・・・・。」


B「仕事には遅れるなよ。」


私「有難う。」




次の日、病院へ行くと、またU子の名前がなくなっていた。


あれ・・・?


看護婦に聞いてみると・・・





私は走った!!!途中タクシーに乗って、着いた先は、U子の実家・・・。


看護婦は・・・今日が通夜で、明日が葬式のはずだと言っていた。




私は・・・U子の家の前でつったって・・・・中に入れなかった・・・・。



「ソースちゃん・・・・。」



振り向くと、U子のお姉さんが立っていた。


私「あ・・・・、どうも・・・・。」


私「U子は・・・・・・・。」


姉「・・・・・・・・・あがっていく?」


私「は・・はい・・・・・。」



家に上げてもらうと、お父さんが忙しそうにしていた。



奥の部屋に、棺桶が見えた・・・・お母さんの後姿が・・・見える・・・・


姉「お母さん。」


母「ソースちゃん・・・・・。うう・・・」


お母さんが泣きだしてしまった・・・。


私「U子は・・・・?」


母「あの子・・・頭がおかしくなっちゃってね・・・・トイレで首をつって・・・・・・」


私「・・・・・・・・・・・・・・。」


母「前日にね・・・しゃべったのよ・・・あの子・・・・ソースは元気かって、当たり前のようにしゃべったの・・・・。元気だって伝えたら・・・・可愛い顔でわらって・・・・・・。」


私「U子・・・・。」


私「顔・・・見れますか?」


母「ごめんなさい・・・・発見が遅れて・・・ひどい姿だったの・・・。」


私「すみません・・。」


母「いいのよ・・・。」




何回かBから連絡がきていたので、Bに電話をし、店は休むと伝えた。


Bには来ないでと、伝えた。


Bは何も言わなかった。




私「あの・・・・何か手伝えること無いでしょうか・・・・。」


母「いいのよ・・・気持ちだけで・・・ありがとう。」



その日は格好も格好だったので、家に帰ろうと思い、お母さんと沢山話をして、挨拶していると、お父さんに「U子は・・・ソースちゃんの話をよくしていたよ。ありがとう」といわれた。

警察「男性の髪の毛なんだけどね、一つはあなたの旦那さんの。もう一つがわからないんだ。」


私「そうなんですか・・・。」


警察「一緒にいたよね?」


私「U子を迎えに来たんです。」


警察「どうして?」


私「私がしつこくやめろっていうのが気に入らなかったみたいで・・・自分で電話していました。」


警察「そう・・・。U子さんが覚せい剤をやってたのは前からしってたのかな?」


私「・・・・・・・・・・・。」


あ、Bが歩いてきた。


警察もBを見る。



Bがニコっと笑うと警察もニコっと笑った。


何?この人たち・・・。



B「ご苦労様です。」


警察「いえいえ。」



B「ソース、この人、昔から良くしてもらってるんだ。丸さん。」


警察「どうも。」



私「し・・・知り合いなの?」


B「ああ。」


B「俺のおかげで出世したんだもんな♪」


丸「失礼なことを言うな。」


丸「B、この子は一つも嘘はつかなかったぞ。しかも顔に出るから分かりやすい。」


B「ああ、可愛いだろ?うちの嫁さん♪」


丸「ソースちゃん、有難う。もういいよ。」


B「ソース、行くぞ。」






私「どういうこと・・?」


B「警察はあんなもんだ。」


B「俺らは本当のことを話せばいいだけだ。」


私「・・・・・・・・・・・・・・・。」


私「U子・・・・。脳が・・・駄目なんだって・・・・。」


私「お母さん・・・泣いてた。」


B「それで?お前が責任感じてるのか?」


B「お前は悪くない。元をたどれば俺が一番悪い、それから・・・警察に通報したU子ちゃん自身ってとこ。」


B「そしてお前はその悪の吹き溜まりの嫁♪」


私「嫁嫁って言わないでよ!!まだ結婚してないじゃん!!」


B「もらってきたよ、婚姻届。」



私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



家に着くと、Bはご機嫌で、婚姻届を書いて、私に差し出した。


私「こんな時に、書く気になれないよ・・・。」


B「いいじゃん、書くぐらい出きるだろ?」




私「・・・・・・・わかったよ。」


私「なにこれ・・・・書き方が全然わからないんだけど・・・・。住民票って・・・・私実家のままだよ・・・本籍とかも・・・。」


私「証人・・・?誰これ。」



B「黙って書けよ~。」



コレを書いたら・・・夫婦・・・。紙切れ一枚なのに・・・やっぱり・・・書けないよ・・・U子・・・・



B「ソースは弱いなぁ・・・根性あるくせに。いいよ、今度で。」


私「ごめん・・・。」


B「今日は仕事どうする?」


私「行く。」


B「はいよ。」




店でも結婚の噂は広まっていた・・・。なんと言ってもB本人が指輪をつけてニヤニヤしてるもんだから、どうしようもない。



いちろー「ソースちゃん、耳どうしたの?」


私「え?ああ、色々ありまして・・・。」


いちろー「あのあと・・・?」


私「いや、まぁどってことないです!気にしないで下さい。」


いちろー「つーか髪型・・・・」


私「え?あ!忘れてた!」



そういえばU子に切られてそのままだった・・・・・。


すっかり忘れてた。


なんか結んでも落ちてくるなぁと思ったら・・・・。


更衣室で改めて確認すると、けっこう切れてる。これは短くするしかないか・・・。



B「ソース?どうした?」


私「え?あ、なんでもない!」



私「ちょっと!開けないでよ!一応更衣室なんだから!」


B「うるせーなぁ、あ、髪の毛気にしてたのか。明日一緒に切りに行こう♪な?」


私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



やっぱり仕事はいいな・・・全て忘れられる・・・・・U子のことも・・・・



次の日は早くに起こされた。


美容院に行くから早く起きろと。



着いた場所は・・・またあのエステ。



私「ちょっと!怪我だってしてるのに無理にきまってるじゃん!それに傷跡だらけなのに!!!やだ!!!」


私「髪の毛切るだけでいいんだって!!!」



B「まぁそういうな。旨い具合にやってくれるから、ゆっくりしてこい。」



Bは私を車からつきとばし、そそくさとどこかへ行ってしまった・・・・。



私「やだな・・・・。」


店員「いらっしゃいませ・・・・。」



いつも笑顔の綺麗なおねえさんが、すこしひきつって見えた・・・・。