U子「ほら・・・はやく!!!!」
私「U子、薬をやめるの。」
U子「は?馬鹿じゃない。」
U子「あ、電話があったはず。」
U子は自分のカバンから携帯を取り出して、電話をしている。
携帯が・・・かわってるな・・・・。
しばらくして、Bと男が一緒に来た。
B「お??おまえ!顔!血が凄いぞ!!!」
私「あ、耳が切れただけだよ。」
B「体張ってるね。毎度。」
B「どうだった?分かった?」
私「・・・・・・・・・・・・・。」
U子はとても嬉しそうに男に抱きついてる。
B「そういうこと。」
U子は・・・いつも私をたすけてくれたのに・・・・・私は・・・・一度も・・・・・
B「いくよ。」
Bが頭をポンと叩くと、涙が溢れてきた。
U子の後姿を見つめていると・・・U子が振り返って、「ソース、ありがとう」っていって手すりに足を掛け・・・・笑いながら飛び降りた!!!!
私「U子!!!!!!!!!!」
救急車を呼んで、私も一緒に乗り込んだ。
あそこは・・・3階・・・・・でも下はコンクリート・・・・。
頭の形が変だ・・・U子!!!!
病院に着いて・・・私はそのまま耳と手の治療をされた。
U子は・・・命だけ、助かった。
でも意識が戻らなくて・・・・・。
私は・・・・U子の事を・・・。
U子・・・・・・・・・・・・・。
家族の人が来て、警察が来て・・・・・。
私も色々質問された・・・。
そんなこと・・・考えてる暇は無い!!!
警察をつっぱねて、U子の元へ走った・・・U子の意識は・・・・・?
U子・・・・。U子・・・・。
家族以外は出て行ってくれと医者に言われ、私はまた待合室で下を向いて座ってた。
この時、私は不思議な夢を見た。
夢なのか現実なのか良く分からなかったけど・・・私の隣に、U子が座って、「ソースのことが大好きだよ」って言った。
はっとして頭を上げると、隣にBが座ってた。
私「U子は・・・・?」
B「まだ眠ってる」
私「B・・・警察が・・・。」
B「大丈夫。何も心配するな。」
そのまま、眠ってしまった。
U子と遊んで、笑って、幸せな夢を見た。
目が覚めると・・車の中だった・・・。
私「B・・・?U子は?・・病院は・・・?」
B「追い出されたよ。また明日行こうな。」
私「・・・・・・・・・・。」
次の日、Bに病院まで送ってもらい、Bは後でいくから、とどこかへ行ってしまった。
U子・・・・・。
U子の部屋・・・・あれ?確かここだったはず・・・・あれ・・・名前がない。
うろうろしてると、看護婦さんにどうしましたか?と聞かれた。
私「U子さんは・・・?昨日ここにいたでしょ?」
看護婦「U子さんなら、意識が回復されまして・・・・病棟を移られました。」
私「え?」
看護婦「精神科のほうです・・・・。」
看護婦に場所を教えてもらい、私は走った。
意識が戻ったんだ・・・!!
部屋は個室だった。
ドアをノックすると、U子のお父さんが疲れた顔で迎えてくれた。
私「U子?」
私「U子?意識が戻ったんだね・・・よかった・・・。」
U子「ア・・・アウー・・・・ワウワウ・・・・ウーウー」
私「U子?!」
U子はヨダレを垂らし、赤ちゃんのようなしゃべり方をしていた・・・。
私「U子・・・?ソースだよ?」
ヨダレでびしょびしょの手で、私の顔を触る・・・・。目が・・・
U子の母親と、売店へ行き、外で少し話をした。
U子は・・・飛び降りる時に、頭から飛び込むように落ちたので、脳みそが衝撃で溶けてしまって・・・もう通常の思考には戻れないそうだ・・・・意識が戻ったのが不思議なくらいで・・・いっそ死んだ方が幸せだったかもしれない・・・・
そう、U子の母親が、泣きながら教えてくれた。
それと、U子の血液から、薬物反応があったとも、教えてくれた。
私は・・・何も言えなかった・・・・・。
U子・・・・・。
U子・・・・・・。
暫く、一人で外をフラフラしていると、警察官が歩いてきた。
警察「ソースさんですか?」
私「はい。」
警察「あなたの部屋から、あなたと、U子さん、あと、男性の髪の毛がありました。」
私「はい。」
警察「お話を聞かせてもらえませんか?」
私「はい・・・。」
警察「あ、いいですよ、ここで。今日は天気がいいから。」
私「はい・・・・。」
警察「どうしてあなたの血が?」
私「U子を止めようと思って・・・耳と手が切れました。」
警察「ああ、ここで治療してるもんね。」
警察「U子さんは、他に、切り傷と火傷、他にも複数の傷がありました。」
警察「部屋も荒れていました。」
私「U子の・・・薬を止めようと思って、家に連れてきたんです・・・でも思いのほか暴れて・・・火傷と切り傷は止められませんでした・・・。」
警察「そのほかの古傷については?」
私「私も・・・知りませんでした。」
警察「そう。あと、男性の髪の毛なんだけどね?」
私「はい・・・・あ、ちょっと待ってください。」
Bだ・・・。
私「はい・・・うん。今・・・あってきたよ・・・・U子・・・・・今?外。売店の近くで、警察の人と話してる。うん・・・わかった」
警察「いそがしいかな?」
私「いえ、大丈夫です。」