【大高校】桜の季節と新しい始まり。そして、映画「デューン 砂の惑星 PART2」 | 進学塾 星煌学院

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こんにちは、星煌学院大高校の水野です。

 

3月もあと少しで終わり、もうすぐ4月です。

この時期になるといつも、子供の頃よく流れていた森山直太朗の「さくら」を思い出します。

自分は2番の「輝ける君の未来を願う 本当の言葉」という歌詞が好きでした。

 

大高校では3月から、新学年の授業が学校より一足早く始まっています。

大高校は幅広いレベルの子達が通っています。そして、それぞれが今の自分より上の目標を目指して真剣に努力する場となるよう、魂を込めて授業を行なっています。

去年の受験生たちが強い意志を示してくれたこの校舎で、また長い1年の始まりですね。

 

新入塾生募集中です。よろしくお願いします。

 

話は変わりますが、先日、映画館で「デューン 砂の惑星 PART2」を見ました。(以下ネタバレ)

 

フランク・ハーバートが1965年に発表した、伝説的なSF小説「デューン 砂の惑星」を原作とする映画の第2作です。砂漠の惑星アラキス(通称「デューン」)をめぐり、新領主のアトレイデス家と旧領主ハルコンネン家の対立、そして宇宙帝国を治める皇帝の陰謀が描かれます。今作もヴィルヌーヴ監督らしさ全開の、映像、音楽、役者すべてにおいて完璧な映画でした。

 

 

My road leads into the desert-自分の道は砂漠へと続く。前作のラストで、アトレイデス家の後継者である主人公ポール・アトレイデス(演 ティモシー・シャラメ)が、惑星アラキスで出会った砂漠の民フレメンのヒロイン チャニ(演 ゼンデイヤ)の前でこう言います。

アトレイデス家は、共謀したハルコンネン家と皇帝の奇襲によって滅ぼされました。生き残ったポールはフレメンが住む砂漠の奥地まで逃げ延びます。そこでチャニと心を通わせながら、フレメンたちの生活や技術や戦い方を学びます。そして、自分は彼らが何世紀も待ちわびた救世主「リサーン・アル・ガイブ(外界からの声)」であることも知ります。

 

 

映画の終盤で、砂漠の主である巨大生物「サンドワーム」を操り、未来を予見する能力を得て、リサーン・アル・ガイブとして覚醒したポール。ついには、砂漠の軍勢を率いてハルコンネン家を打倒。さらに皇帝までも失脚させ自分がその座につきます。そしてポールは、惑星アラキスの軌道上に集結している反アトレイデスの艦隊へ総攻撃をかけるため、宇宙へと進路をとります。しかし、これまでポールと共に戦ってきたチャニだけは一人決別し、止まることのない彼の元を去っていきます。

 

この映画のラストは、チャニがどこまでも広がるデューンの砂漠を見つめるシーンで終わります。壮大な宇宙の物語を描きながら、最後は個人の話で終幕する。エンドロールが終わった後もしばらくの間、デューンの夕暮れと帰らない日々が自分の心の中に残り続けていました。

 

A Time of Quiet Between the Storms

-Hans Zimmer「Dune Part Two OST」-

 

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