こんばんは
星煌学院 の 花谷 です。
今日3月14日は、円周率 の日です。
もちろん 3.141592…の 3.14 が由来です♪
円周率 とは
”円周と直径を比較したときの比率”
という意味です。
だから”率”ってついているんですね。
つまり、円周率 とは何か?を簡単に言うと
円周 の長さは、直径 の 何倍 ですか?
の 何倍 の部分のことなんです!
円周率 を計算によって求めた最初の人物は
古代ギリシャ の数学者 アルキメデス。
彼は、円 を 多角形 で 内側と外側から囲むと
円周 は二つの多角形の周の長さの間となる!
というアイディアで 円周率 を求めました。
上の図の場合、赤い円(直径2㎝)の 円周 は
青い六角形の周(1㎝×6=6㎝)より大きい
つまり 円周率 は3よりは大きくなる。
彼は 正96角形を用い、円周率の範囲が
3.14084507<π<3.142857142 であると
証明します。
「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」
これは、東京大学 の第2次学力試験数学(B)
に出題された問題です。
この問題は アルキメデス 流で解くことが
できます。
高校生なら cos45° を使って
中学生なら 正確に作図をして求めることが
可能です!
今も 円周率 の世界記録争いは続いており
何と 100兆桁 まで計算されています!
ここまでくると、もう芸術の世界ですね…
円周率 とは何か?が少しわかってくると
あんなに憎らしかった 円 や 球 の問題も、
少し いとおしく 思えてきませんか?
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