卓上クリーナー、卓上カレンダー、卓上加湿器等…「卓上○○」という家電や小物的なモノは、卓上と名をうっているだけあり狭い空間でも小ぶりで使いやすく、重宝しがちなイメージがあります。机の上にあるからすぐに取り出せる、使える、確認できるという安心感も得られますしね。会社勤めでデスクに向かい仕事をしている時間が長い方は、自分のデスク周りを整理整頓し、お気に入りの「卓上○○」をセットすることでやる気が出る、和める…そんな話も聞いたことがあります。
私が以前働いていた所では、固定のデスクがある上司の殿方が「卓上テレビ」を持っていましたね。ハガキを一回り大きくさせたような小型のテレビで、防災用品としても活躍できるであろう手動ハンドルを回せば電池や電源代わりに電力を蓄えられる機能もつていていたような。普段は電池を入れて休憩時間にニュースやワイドショーをご覧になっている様子でした。画面は小さくても携帯電話で受診するテレビ映像よりクリアで見やすいし、休憩中ってついテレビ観たくなるんだよね~とお話しされていました。
そんな性分ゆえか、彼は帰宅したらまず「音を!情報的な何かを!」とすぐさまテレビをスイッチオンする派だそうで。しかもお風呂では防水ラジオを聞いているというので「音ある暮らしを徹底させてますね」と、つい素直な感想を言ってしまいましたよ。
奥深き(?)卓上○○ワールド。最近私にも気になる卓上系があります。「卓上噴水」です。お察しの通り机の上に置く小さな噴水インテリアです。噴水といっても公園にある噴水みたく水が下から上にシャーっと柱のような形態を作るタイプだけではありません。葉っぱやツボなどのモチーフから水がわき出て、上から下に静かに流れるような穏やかなものや、階段のようなつくりの置物から水が出て、段差を全体的に覆いつつ流れていくようなアートっぽいものなど、色々な種類があります。中には装置の底部に水槽がついていて、小さな魚なら泳がせられるような機能がついたものも…噴水と魚のコラボレーションは動画を観る限りなかなか魅力的でしたよ。バリエーション豊か、ということは、卓上に噴水を求めている時代がいま来ているのでしょうか…