目の前がチカチカして、その後真っ暗になるんだとか。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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同世代の知人と「学生時代大好きだったバンドやアイドル」について話をしていました。彼女は今でも活躍を続ける日本のとあるロックバンド(4人組)に中学生の頃からかなりオネツらしく、ファンクラブに入会しファンミーティングやイベントにも積極的に参加。今も昔もライブには可能な限り馳せ参じているのです。海外遠征の際も有給休暇をとり追いかけたこともあるのだとか。


件のバンドの魅力はずっとずっと進化を続け、自分を励ましたり奮い立たせたり、時に問題提起もさせてくれる…いわば人生の支柱であり活力源だと言っていました。「エナジーをもらいながら、ファンとして恥ずかしくないように生きる」というのが彼女の生涯目標のひとつだとも教えてくれました。今で言う「推し活」なのかもしれませんが、彼女を見ていると「信仰活動&巡業」っぽくもあるなぁと感じるのでした。遠い場所でのライブに行くために、宿泊代や交通費を工面しようと短期アルバイトをいくつも掛け持ちし、当時付きあっていたボーイフレンドにヤキモチをやかれてケンカになり、結局フラれた経験まであるというから驚きです。どうやらデートを何回もキャンセルしてまで短期アルバイトを優先させたのが原因のようで…そりゃヤキモチもやかれちゃうねと思わず言ってしまいました。 


そんな彼女、10代の終わり頃に行ったライブ中、あまりのテンションの高まりから気絶してしまったことがあるとのこと。ライブ中盤に、あれ?何だかクラッときた、エキサイトしすぎたかな…?と違和感を覚えた次の瞬間にはパタリと倒れてしまったのです。たまたま友人が「あぶない!」と支えてくれて頭や体を打ち付けることはなくグニャリとした体勢で気絶したらしいのです。


その後係の方々が医務室(養護室?)まで彼女を運び、簡易ベッドみたいな場所で休ませてくれたため、無事に帰宅できたそうですが…「『良い席だったのにー!あー!私のバカバカ…』とうわごとみたいに言いながら半泣きで悔しがってたから大丈夫だなって思った」と友人に帰り道伝えられ、周囲に迷惑をかけたことを猛省しつつ、己のバンドへの愛を再確認した日だったと語っていました。気絶するほどの愛の激しさ…。