先日、とあるアジアの大国にて「ヒトガタロボットマラソン大会」が開催されたそうです。大国の技術者が作製した、大国出身のロボットたちが40体くらい参加して大変な盛り上がりだったそうです。用意スタート!の合図と共にゆっくりでも走り始めるロボット、まるで人の早あるきみたいにすたすた進むロボット、急に転倒してしまったり明後日の方向に進んでルートや会場から離れていきそうになるロボット等、出だしからいきなり彼らの好調不調がはっきり分かれていたのが印象的でした。
ロボットには操縦者や伴走者がつきそい、大きなアクシデントなきようにそばについているのが許されているようでした。きっとそばにいる方々はそのロボットを作るために心血をとくに注いだ方々なのだろうな、親みたいなものだろうな…とそちらの味スタ具合も気になる感じで報道を見ていました。不具合が生じリタイアしたり、部品チェックのためのタイムロスが足かせになったりなど様々なハプニングありのハーフマラソンのようでしたが、一国のさまざまなオリジナル技術をもつ研究所が終結し、考案したロボットたちでマラソン大会できるって、スゴいことですよね。
一番驚いたのは表彰式でした。三体のロボットたちがエンジニアたちと表彰され、副賞をもらったり記念撮影が行われました。そこで二位だったロボットが撮影のタイミングですこしだけ周囲から離れてしまい、エンジニアがさりげなく「彼(?)」を横にスッと押してギュッと詰めた状態を作ろうとしました。するとロボットもそのチカラに応じ横にカニ歩きみたくずれて間合いを詰めたんです。…たったこれだけアクションなに、「ずれるて詰める」ができる彼の知能の高さにちょっと感動しちゃいました。すごいなぁ、ロボット…