頭にかぶるのも「笠」っていいますよね。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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仕事先の玄関口にある傘立てに、日傘がおさまっていました。折りたたみではない、雨傘にしては小ぶりな大きさ。木製の持ち手に端っこにレースがあしらわれ…白と水色で構成された、空をイメージさせるような爽やかなデザイン…いかにも日傘っぽい日傘といったら通じますでしょうか。「日傘は黒が機能的に優れている(太陽をはね返す力の面ではダントツらしく)とはいうけど、これはこれで可愛い」とキュンとしていると、傘立てにもう1本日傘がおさまっているのを発見。この2本がまた同じような大きさ、造り、色合いでして、思わず「仲良しお姫様二人がお揃い日傘でいらしてます?」と思わせるようなシンクロっぷりでしたよ。暑くても双子コーデでお出かけのモチベーションをあげていきましょう、的な会話があったら燃えて…いや、萌えてしまいますな。 

雨傘と日傘、どちらが、早く生まれた?というクイズを出されたことがあります。散々悩んだあげく、ふと昔の絵巻を紹介する番組で貴族が召使いに日傘をさしてもらいながら移動をしている絵をちらっと見た記憶があり、「かなり昔の絵巻って言われてたから…」と「日傘が先!」と答えて正解をもらったことがあったっけ。4000年前には存在していた説もあるというので驚きます。雨傘として認識され、使われ始めたのは18世紀後半と比較的近年といわれているのも意外でした。様々な説がありますが、雨傘を発明したのは中国のカリスマ技師魯班(ろはん)の奥方で、雨の日も皆でお出かけしたいわ~そうだ、こういうのあったら宜しくない?と製作された説があります。奥方もまた優れた技師であるという背景があったから雨傘が生まれたのかぁ、と運命チックなエピソードに、またもやキュン。