推定コガネムシ。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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最近、玄関先やベランダ、よく行く銭湯の窓際(換気のためちょっとだけ開いている)などで「ひっくり返ったコガネムシ的な虫」を見かけます。カナブンかコガネムシか、あるいはハナムグリか…フォルムが皆似ているため、「コガネムシだ」と断言できないのですが…。昔むかし学校の先生から教わった「コガネムシはカナブンより丸っこい形をした緑色に光っている虫。角張っていて羽の付け根に逆三角形があるとカナブン」という判断基準が頭に入っているため、私がここ数日間で出会っているのはほぼコガネムシだと思われます。コガネムシは植物の葉っぱや根っこをメインに食べるので(しかも幼虫時代から)、ガーデニングや造園などが趣味の方には困った存在として駆除の対象になっているようです。

しかし、私が出会う場所には植物がないため、ひっくり返ったコガネムシ単体は害虫ではなく「とりあえず元に戻してあげたいな」と思わせる存在になっています。指を差し出しコガネムシの足に絡めるようにつかませて、その指を立てたままにしておくと数秒後飛び立っていきます。指の腹に「足が引っかかっている」感じが伝わってきますが、何とも言えない気持ち。「変な感覚だけど嫌いじゃない」というのが妥当な表現でしょうか。大きなトンボの足やバッタの足が指の腹に触れたときも、あの引っかかる感触にポジティブなゾクゾクがやってきます。その流れでトンボにガブリと噛まれた時は「わっ!痛っ!」と叫んでしまいましたが。トンボの顎はなかなかの凶器でしたよ。
ひっくり返ったコガネムシを数匹助けたら、何かしらのラッキーに遭遇するような特典があってもいいよねと、正直ほのかに期待はしていますが、コガネムシもコガネムシとして生きるのに忙しいでしょうから、過度にワクワクしないでおきます。