エコ失敗。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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小さい頃、熱を出すと氷枕なるものを頭の下に敷いて寝かせてもらいました。我が家は吊しておでこに当てる氷嚢派ではなかったようです。氷枕は茶色いゴム製で、氷枕をタオルにくるみ頭をあずけてもまだ「すごいゴムの匂いがするなぁ」と、ゴム臭の威力に恐れ入っていたような。枕に入った水と氷が頭を動かす度にカラカラ音を立てて、心地よい気持ちにもなりましたけど。私が小学校に入ってからは、熱が出た→氷枕からジェル状のヒンヤリ枕使用、と変化しましたね。枕にしてはちょっと固いなぁと思いつつ、発熱でぼーっとした頭を冷やしてもらいました。今ではジェル状の枕もすっかり柔らかい仕様となり、おでこに当てる小ぶりなバージョンもあったり、湿布のように貼る使い捨てのモノも販売されていますね。 

いつだったか、そんな進化したジェル状のやわらかヒンヤリ時間長持続枕、接触冷感タイプのシーツやタオル、汗を良く吸い取ると評判のパジャマ等々を用意して、「冷房に頼らない夜」を過ごそうとしたことがあります。体が冷たく感じる&汗をかいてもベタつかない環境ならば、冷房なしでもちゃんと眠れるんじゃないかと考えていました。実験的就寝スタート!と最初は四方八方から得られる涼しさに体をあずけ「暑くない」と感動していました。しかし睡眠中どうしても「お尻付近が異様に寒くなってきた」「頭だけ冷たくてちょっと痛みが出てきた」「どういう訳か上半身だけ汗ばんできた」等の気になる現象が同時多発してしまい、結局普段使いの枕やタオルケットに戻してエアコンのスイッチをそっとONにしたのでした。配置ミスだったんだ、とか私にはたまたま合わなかったんだ、とか色々言い訳をしながら夜中に寝床を再構築…それ以来、エアコンは「原則ガマンしない」と決めています。地球に優しくないかもしれませんが、代わりに他のジャンルで地球に優しくする所存ですのでお許しを。