知人が旅行の予定を作った、と聞いたので、つい｢何処行くの？いつ？｣と前のめりに質問してしまいました。自分が旅行をするわけではないのに、｢旅行｣と聞くとあれこれ妄想が広がってしまうのは私だけでしょうか。彼女は友人と国内の、海が美しい場所に行くとのこと。マリンスポーツを楽しむつもりと話してくれました。日取りを聞くと初夏…ずいぶん早く決めたんだねと言うと｢早割を利用しないとね｣とこれまた計画的な返答が。行くと決めたら早め早めに予約をした方がお宿代も交通費も安くなるシステムを有効に使っているなぁと感心です。上手く使えば、直前に予約をしてかかる費用よりかなりの割引価格になるんだとか。学校でも習いましたね｢計画的に、早めの行動を心がけましょう｣って。旅行の際にも同じ事が言えるようで。我が国はマッサージやら美容院やらレストランやら、様々なことが予約優先の風潮ですからね。
早めの対処、と考えてふと｢葛根湯｣が思い浮かびました。風邪のひきはじめに服用する漢方薬ですね。体を温め、風邪の進行を防ぐといわれています。ひきはじめ…というのはどんな時かなと想像すると｢何だか調子が良くない｣と感じるセンサーが働いた時なのでしょうね。具合悪い、とハッキリ自覚した時はもう遅い、風邪薬にしましょう、ととあるお医者さんのインタビューを聞いたことがあります。葛根湯で間に合えば風邪も早くよくなるはず。ひきはじめセンサーがちゃんと反応するように日頃から体調管理に敏感でいないとなぁと旅行の話題からちょっぴり脱線した脳内になってしまいました。