チラシを眺めていたら、新製品のタオルが売られている欄が目に入ってきました。厚めのフェイスタオルやバスタオルの写真が掲載され、その付近には｢頬ずりしたくなる柔らかさ｣｢心地よいふわふわ感｣｢とろけるような肌触り｣等の宣伝コメントが印刷されていました。お値段も｢べんきょうしまっせ｣的な設定で、新たにタオルを買い換えたり、追加したりしたいなと考える方々にはなかなかのお誘いパワー強めなチラシかもしれないと思いました。もちろん吸水性もあり速乾性も高いですよ、というアシストコメントも添えられていましたね。写真も｢いいホテルのバスルームで撮りました？｣と聞きたくなるようなリッチなムードを醸し出しており、高級な宿泊施設で提供されるようなステキタオルをご自宅でも…となると、｢いいなぁ、そんな暮らし出来るなら…買っちゃおうかな｣となりますよね。暮らしがちょっと変わるイメージが広がりそうな広告でした。
しかし、私のように｢タオル？ガッサガサめのが好きですよ｣という人も中には若干いると信じています。そんなマイナー勢にはどんな宣伝コメントが効くのか考えてみました。
｢とにかくしっかり水気を取りたい、そんな方の味方｣
｢目の覚めるような頼もしい感触｣
｢タオル界のベテランと言いたくなるようなガッチリテクスチャー｣
｢タオルとのドライで固い絆を結びたい方に朗報｣
…いかがでしょうか。企画を出したら｢却下｣と言われそうな想像しかできませんが、私なりのガッサガサタオル賞賛コメントです。