インド出身、日本文化を象徴する。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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小学生のころ、「スノーマン」というショートアニメを学内行事で観賞した記憶があります。雪の日を経て、ふと思い出しました。欧米のアニメーションで、セリフはなかったため、主人公の少年と彼が作った雪だるま(夜になると動き出し、少年を遊びに誘う)の交流が静かに流れていく内容でした。「きっと今『遊ぼうよ』って言ってるのかな」「『空を飛んでる!(二人で空を飛ぶシーンがあります)』と少年はビックリして歓声をあげてるのかも」、などとやりとりを想像しながら見ていたっけ。最後はスノーマンがとけてしまう、ちょっとしんみり結末なのですが、アニメということもあり楽しく観賞していましたね。そして後々、気付くのです。外国の雪だるまって、日本のと全然違ったなぁ…と。完全に人の形をしていましたからね、スノーマン。私が今まで作ったり見ていた雪だるまは雪を丸形にして二段重ねする、お馴染みの「鏡餅」タイプでしたので、そこは軽くカルチャーショックを受けたような。そして欧米の雪だるまは三段重ねと後々知り、ますます驚くのでした。日本の雪だるまは江戸時代から文献に登場しているらしく、「達磨」を模した雪像として広がり、二段重ねに変化していったようです。だから雪だるま、と呼ぶとのこと。一方海外では雪人、雪男的な呼び名で親しまれていると聞いて、「発祥からちょっと違う…」と文化の違いを改めて感じました。ちなみに達磨大師はインド生まれの王子様で中国に仏教を伝えた人物です。