とある待合室で順番待ちをしておりました。待合室に足を踏み入れた時点で｢おや。これはちょっと待つかもな…｣と感じながらイスに座って…順番待ち。その際は携帯電話を開くわけでもなく、ただぼんやりして時を過ごしていました。本を持ってきていたり、その場に備え付けの雑誌や週刊誌があればそれを開いたりもしたでしょうが、あいにく本の類の配置もなかったんですよね。だからといって携帯電話かぁ、とも考えましたが、その時は携帯電話の気分ではなかったのが今思うと不思議です。昔から｢何にもしないで待つ｣が意外と苦痛では無かったりする性分なのです。待ち合わせ場所にぼーっとたたずんでいて、気配まで消えていたのか、私を見つけた友人に｢わ！いたんだ！ごめんごめん気付かなかった｣と謝られたこともあります。
今日はただぼんやりしていただけではなく、指先に出来てしまったささくれと格闘する時間もありました。ぴっ、と素早く皮を引っ張れば痛くないだろうと指先の患部に集中して、ぴっ…と引っ張ったのですが、残念ながら赤くなってしまいました。出血がないだけマシかなと思いつつ、｢手洗いでしみるかな｣としょんもりするのでした。