分蜂(ぶんぽう)という言葉を知りました。蜂に関する言葉です。蜂の巣のなかで、旧女王から新女王に交代する際、旧女王が巣にいる従者の働き蜂たち(全メンバーの半分ほど)を連れて古巣から引っ越すという行為を分蜂というそうです。カルガモ親子の引っ越し(よちよち横断歩道を渡るアレです)は見たことがありますが、蜂の引っ越しは見たことがありません…そもそも引っ越しシステムがあることすら分蜂の言葉と一緒に知りました。女王さまがいるような生物界ではよくある現象なのでしょうか。
よくニュース番組の特集コーナーで、危険な蜂の巣を除去！的な内容を見かけることがあります。危険な蜂の巣…やはり人間と蜂とが共存できない場合もあるのだなぁと複雑な気持ちになります。蜂によっては警戒心が強く攻撃的な種類もいますから、人がいくら「襲いかかったりしません」という態度を見せても伝わらずやむを得ず対策を…となってしまうのかもしれません。ハチミツや蜂の子などを食させていただいている手前、なかなか複雑な気持ちになります。