クールでしたよ、先輩。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

タバコを吸っていた頃、ライターやマッチの火が一回の「点火!」でつくと、ささやかながらラッキーと感じていました。一回でちゃんと着火するようなライターも持っていましたが、なんとなくヤスリと発火石を擦り合わせて火をつけるタイプのいわゆる「フリント式」を選んでいましたね。電子ライターやターボタイプだとすぐ「ラッキー」がやって来るもので…って、私は一体ライターに何を求めていたのやら。オイルライターやマッチの醸し出す独特な香りも好きでした。マッチも携帯していた時期がありましたが、なかなか小さいマッチって見つからなかった記憶があります。さすがにお徳用を持ち歩くのはちょっと…ですよね。


ライターの思い出の一つに、変わり種ライターに関するエピソードがありまして。通称ギミックライターというらしいのですが、私昔見せてもらったのは「指輪型ライター」でした。見せてくれたレディは昔の職場の先輩で、友人から海外旅行の土産としてもらったそうです。いいでしょ、これ、と中指にはまった指輪を見せられた時は「先輩にしてはハードなデザイン…」と思いながら「カッコいい。随分重厚ですね」と答えてしまいました。仕掛けがあるなんて気づきもしない私を目の前に、先輩がニヤニヤしながら指輪を操作してカチッと火を着けた際は「あっ!」と驚嘆の声を上げてしまいましたよ。