我が家の同居人のひとり、ヒョウモントカゲモドキはとある業者さんから譲っていただいたコでして、ある程度大人の状態で２年ほど前に我が家にやって来ました。お腹のちょっとしたプニ具合と色味がうっすら肌色という愛らしさを醸し出していたため、パニーニと名付けました。イタリアのサンドイッチの呼び名ですね。餌もよく食べ、よく寝て、最近業者さんに見せる機会があったので「元気にやってます」とお見せしたら「あ、おっきくなってる！」とびっくりされました。
パニーニには蛇たちと違いまぶたがあります。日向ぼっこ中は目を閉じていますが、寝ているのかなと思う反面、「宇宙の神秘について考えてたりして」と邪魔しちゃいかんね…と私から遠慮してその場を離れるほどにスッと目を閉じて上を向いている仕草をする時があるのです。あたかも考えてますよ、という顔をしているように見えるのは、飼い主の欲目的なものかもしれませんが、あの哲学的なムードはパニーニの日課なのかも知れません。