この世界には冬眠する生き物が存在します。熊や蛇など、秋のうちから準備を始め、冬場は出来るだけ体を休めて春になると動き出す…餌のとれない時期は代謝を最小限に抑制しながら生きられるってすごく高度な能力だなぁと思います。ちなみに熊やリス、コウモリなどの哺乳類の冬ごもりを冬眠、ヘビやカエルなどの変温動物がする冬ごもりは越冬というそうです。ヘビやカエルなどの生き物の方がより動かず消費エネルギーも少なく、呼吸に使う空気も普段よりずっと少なくても大丈夫というので驚きます。ほとんど仮死状態という専門家の意見もあるのだとか。確かに、ぱっと見｢あれ？生きてる…？｣と心配になりそうです。我が家のヘビたちは飼いヘビなので冬眠はせず、温かくして過ごしてもらっております。
そして、夏の暑さから逃れるために冬眠的なことをする｢夏眠動物｣も存在するのをご存じでしょうか。熱帯地域に生息するワニやカタツムリなどは、住み処の水分の蒸発から身を守るために湿度高い地中や泥の中に潜ってやり過ごすとのこと。涼しい場所で温存、いや、冷存？