現存する最古の写真や画像、貴重な瞬間をとらえた映像等をまとめたサイトを眺めていると、ついつい時のたつのを忘れてしまいます。その時代に生まれてはいませんし、当時の背景は伝聞でしか知りようがない場合でも、「当時はそんなことがあったんだ…それでこの記録が残されているんだなぁ」と今残されている逸品を見ているだけでワクワクするのです。世界初(と言われている)の自撮り画像というのを見たことがありますが、写真機の性能の都合上何十秒も同じポーズでいないといけなかった…なんてエピソードを聞くと「自撮りも楽じゃなかったんだ」と被写体の方に敬意を払いたくなりましたっけ。
写真機といえば、使い捨てカメラが流行した時代に学生だったのを思い出します。ネジみたいな部分をカリカリ回し、フィルムを巻いてボタンを押してフラッシュをたく…あの作業はいまだに覚えています。沢山撮っても現像できるまでどんな写真ができるかはお楽しみでしたね。今では撮ったらすぐ確認できるのが当たり前ですから、現像されたものが写真になるまでの時間を喫茶店や学校で待ちながら過ごしていたんですよ、と先日今時のヤングに伝えるとビックリされました。