特にスパゲティーの「スパ」は学生時代、アルバイトにも一生懸命だった時代を懐かしませてくれる言葉でもあります。「新作スパの試食できるよ」と先輩にまかないを作ってもらったり、「スパのゲージ(太さ)はメニューで違うから覚えといてね」と指導されたり…スパは人気でよく注文されましたので、毎回のように触れていた言葉でしたから。いつか、スパでスパを読みながらスパ入りのスパをたしなんでみたいものです。
スパ、という言葉を聞くと、入浴施設やジャグジー的なリッチなお風呂のある場所(マッサージしてもらえたり…)が思い浮かびます。しかし、私にとってはスパといえばいくつかのイメージが次々に浮かんできてしまい、他につながる文章を頼りにしないと脳内が迷子になってしまいます。スパはお世話になった雑誌の名前でもありますから、雑誌のイメージも出てきます。そして、ウェイトレス時代にスタッフの中で成立していた「スパゲティー」の略語としても根強く記憶に残っています。さらに違う飲食店で働いていた時の「ハム」という意味でのスパまで(多分スパムの略でしょう)脳内に割り込んでくるのです。