日常行為を繰り返していると、それが無意識になりやすくなるとは聞きます。鍵かけたっけ、とか、電気消したっけ…とか、大抵「ちゃんとやっていた」ことなのに、記憶が曖昧になり不安につながるようです。指さし確認とか、声に出すことも時には必要ですね。何事にも意識しながらちゃんと生活するって、難しいものですから…。特に私はぼんやりしていますので、無意識と仲良しになりやすくて困ります。
寝る前にサプリを飲んだら髪の手入れをして、明日の支度をもう一度確認して、玄関の鍵をチェックしたらトイレに行って灰色の同居人の餌入れに少しご飯を入れて…寝る前で眠いはずなのに何故こんなにもやることが多くて寝床にたどり着けないのかしらと自分でも不思議に思います。なにも気にせずさっと寝られたら楽でしょうにと頭では分かっているのです。分かっているのですが、寝る前ってあれこれ気になってしまうのです。夜中ふと思い出して「あれ?明日必要な本、鞄に入っていたっけ!?」「もしかして蛇のケージに布を被せてなかったかも…」とむくりと起き出して、再確認のために部屋の明かりをつけることも週に2～3度はあります。寝る前に自分が終えている行程なのに…。