一方で、浮き輪やビーチボールには常夏のイメージを抱きやすい果物や花などを柄として採用しがちなのは昔と変わりなくてほっとしました。意識がどんどん変わって、「自由にいこう!夏っぽくなくたっていいじゃない!」と栗や柿、紅葉柄のモチーフが鮮やかな浮き輪やビーチボールが販売されていたとしたら、もうついていけぬと膝から崩れてしまうところでしたから。個人にはブドウ柄の浮き輪は可愛いなと思うのですが。
先日、雑貨屋さんの前を通りかかりましたら、浮き輪がディスプレイの中に入っているのが見えました。もう浮き輪を飾って売ってもおかしくない季節が近づいて来ているのか…と、内心驚きながらもパイナップルやスイカの柄の華やかで可愛らしい浮き輪を眺めておりました。昔とは違うのかな…と思うほど安価でちょっと衝撃でした。大人がちゃんと使えるような、いわゆるワンコインで大丈夫、という価格の商品もありまして。おそらく「何らかの作り方の改革」があったのかもしれません。気のせいでしょうか…。