何でも「慣れ」とはいいますが、なかなか慣れないなぁと思うことも中にはあります。少し前に体を洗うゴシゴシタオルを新調したのですが、「肌を思いやる柔らか素材」になかなか慣れません。私の過去がゴシゴシタオルに依存しすぎたというのもあるとは思います。肌に刺激がないと洗った気がしない…とゴシゴシしすぎのこれまででした。新調したての柔らかなフワフワっとした感覚に馴染むにはまだ少し時間がかかりそうです。
ちなみに、さっきまで私が使っていた「慣れる」と「馴れる」にはちゃんとした違いがあるようです。経験やモノになじむ様子が「慣れる」、人や動物になじむ様子が「馴れる」だそうです。例文を作ると…
「この仕事にも慣れてきた(経験をつんで、あたふたしなくなった)」
「この鳥は人に馴れている(人間に警戒心を抱かない)」
…といった感じでしょうか。
しかし、柔らかお風呂タオルも長年使えば九十九神がついて、「馴れ」てきそうな気もしなくないのです。