並べてはいかん。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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お風呂上がりや寝る前に保湿クリームをペタペタ、塗り塗り…。それでも夜中に「あああ、痒い、どこか痒いぞ。…うーん、うーん、(カキカキ)…膝のうらっかわ!」と寝ぼけながら目が覚めることもあります。しっかり保湿剤もかゆみ止めも塗ったはずなのに、体が温まるとぶり返してしまうのでしょう。半分寝ながら枕元のクリームを手探りでたぐりよせて、これまたうつろな精神状態で患部に擦りこんで(誤って違う場所に塗る危険性もはらみつつ)もう一眠り…という日々が続いています。

塗りこめていない部分があった…とも考えられます。そう考えるとまるで「耳なし芳一」を思い出すのでした。盲目の僧侶であり凄腕の琵琶法師でもある芳一が、地獄の使者に気に入られてしまい、命を取られそうになるも、上司の機転で全身に念仏を書いて姿をくらます作戦を発動。逃れられると思いきや、耳に念仏を書き忘れ、耳だけが搾取されてしまう…、という恐ろしすぎる昔話です。芳一ストーリーは塗り忘れどころの騒ぎではないほどの事件ですが…。