時折「映像で誰かが恥ずかしい思いをするシーンを見ると、自分も恥ずかしい思いを疑似体験し、過度に共感してしまう」現象があるというのを耳にしますが、私ももしかすると過度な疑似体験で気持ちが揺さぶられるタイプかもしれません。冬場に流れる保湿クリームのコマーシャルにて、「かかとが割れてしまう」シーンを見ると「ああ、いたい!!いたい!!」と寒気がするほどに何か危機めいたものを感じるのです。歩いていたらピキッと、なんて酷すぎます。
指先に乾燥の気配を感じるようになりました。毎年冬になると手指の乾燥がひどく、昨年は「かかとすべすべ」的なクリームを手に塗り込んで潤いを無理矢理補給していた記憶があります。私にとってかかとの乾燥は体の中で最も潤いを受け入れてくれない頑固なパーツとして認識しており、そっちがその気ならこっちも…と対抗意識を燃やさぬといけないなと勝手に燃えています。自分の体なのに何かと何かが対立するという不思議現象が起きているわけですが…大丈夫かな私。