もうひとつは、「4回くらい折り畳んだ布」でした。柄のないオフホワイトのかための生地…生地には艶があり、頼もしさが手触りにでておりました。これはきっと…高級なランチョンマットか敷物だろう…久しぶりの会合だから奮発してくれたんだ…と判断し、「ずいぶん上等なランチョンマットじゃない。逆に気を使わせて申し訳ないよ」と言おうとした直前、
「ストール。使ってね」と言われました。私恐らく「ずいぶ…」くらいまでは発声してしまっていたかもしれません。あわてて言葉を飲み込み「…ずいぶん上等なストール。ねぇ。ありがとう、使うよ」という文言を押し出したのでした。
セーフ!!