常夏の錯覚。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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近所の公園には、背の高い木々が数多く生えています。幹の太さは30~40センチほどで、青々とした大きな葉っぱが繁り、夏場は日除けにもなるであろう頼もしそうな木です。我が集合住宅からもその木の中腹あたりからてっぺんにかけて良く見えます。最近気付いたのですが、木に止まる鳥たちのなかに色鮮やかな鳥が混じることがあるのです。スズメでもない、カラスでもない…インコが大きくなったような鳥です。飼われていたインコが逃げ出して繁殖した可能性もありそうです。体が緑一色のコもいれば、黄色と緑のツートーンだったり、蛍光色のような青だったり…。何というのか、妙にトロピカルなのです。このトロピカル鳥軍団は5羽くらいの群れで行動しているようで、木の上で羽をたたんでは「ぴゅい、ぴゅい」と高音で鳴くのです。これまた何というか、不思議な南国感がありまして。

「ここは本当に都内某所の住宅街かしら…」と疑うような光景が広がります。我が家の玄関はかつて幼いカラスが時折雨宿りをしていたこともあり(もう巣立って住み処を変えたようですが)、カラフルな鳥たちが日除けや雨宿りの立ち寄りにやって来ることをほんのり期待しているのでした。