猫と防寒とわたし。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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ここ数年、寒いなぁ…と思って目が覚めることが減ったような気がします。
お世辞にも寝相がいいとは言えない私は、昔から家族に「パートナーができたら別々に寝ないと、相手が布団とられて風邪引くよ」と笑われるほどでした。大人になれば落ち着くでしょうと自分に言い聞かせるようにして30歳を越えましたが、三十路を過ぎても布団がどこかに追いやったまま「寒い寒い」と震えつつ朝を迎えることもしばしばで、ロケの後で泊めてもらったホテルのベッドから華麗に落ちたこともありました。セミダブルのベッドからの転落は、それなりにショックだったっけ…

しかし我が家に灰色の同居人がやって来てからは、ずいぶん状況が変わりました。私の枕元や足元、お腹回りで猫が寝るために、無意識に「ここに猫がいるから動かない」という感覚が養われたようにも思います。実際に猫に寝返りや払い除けで攻撃をすることもなく、平和に朝を迎えています。猫で寝相がなおって、朝の「寒い寒い」から解き放たれるとは思いもしませんでした。その分夏場は「猫と私の接着面」が異様に熱くなっているため、「ああ、あっちい」と目が覚めることもありますが。

ちなみ我が母はこの「猫と寝」を、現在猫2頭で日々実行している次第です。母はつよし。