先あると見る向こう見ず。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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壁が鏡で出来ているにもかかわらず、「あ、まだ先があるんだ」と勘違いしてそのまま激突、もしくは未遂…という事態、時々陥ります。モノの距離感を把握することが苦手なのかもしれません。実際に「ここから10メートル歩いてみて」と言われたらとんでもない記録を出してしまいそうで怖いので、「1メートルっぽい一歩」を大股で歩いてみて、何とか10歩目まで到達する…なんて戦法で応じようかなと本気で考えてしまう程、認識力がちょっとアレなのです。

小さい頃、遊園地で「ビックリハウス」や「マジックハウス」というような名前の「建物自体は狭いのに、やたらと歩いてさまよっているような仕掛けだらけの施設」に入ったことがあります。子供はみんな好き…と言わんばかりに設置され、確かに周囲の友人たちもきゃあきゃあいいながら楽しんでいたようですが、当時から距離感も空気も読めなかったためにこの手の建物はビクビクしながら皆と一緒に入るような気持ちでした。鏡だらけの回転する部屋、クッション性の高い床、触るたびに音が出てくる柱…「まったく、目的地まで難儀することばかりじゃないか」と険しい顔をしながら友人についていくチビ蜜。

ベースは今でもあまり変わっていないようです。
今ではきっと遊園地の遊具も様変わりしているでしょうから、あのような「おっかなびっくり入る子供の秘密基地みたいな場所」はもう少なくなっているのかもしれません。