「空気が乾燥していますので、こまめに加湿を心がけてください」…という呼び掛けをよく耳にする季節です。加湿器、または濡れたタオルの出番です。我が家の加湿器は蒸気が出てこないタイプのものなので、時々「ねぇ、ほんとは時々さぼってるんでしょ～」と訳の分からない因縁をつけたりしていますが、デジタル表示を見る限り(表示と何となくの体感だけが頼り)はよくお勤めをしてくれているようです。持ち主が加湿器にいちゃもんつけるようなヤツでも、ひたむきだなあと感心し、己の猜疑心の強さを反省するのですが…。
実は、乾燥して「良いこと」も少しだけあります。
以前何処かでお話した時、同じような環境の方々からちらほら同意を得られたのですが、乾燥していると「猫のトイレ砂(猫砂ともいう)」がしっかり固まるのです。我が家の猫砂はおから由来のもので、外の湿気にまで反応しがち…という特徴があります。梅雨時はご丁寧に猫の出した「湿気」と外の湿気に反応し、固まる許容量を超えてしまい掃除がしにくかったりします(固まりかけは取り出しにくい…)ので、乾燥していると掃除が簡単になるのでありがたいのです。
「あんまり潤いすぎなくてもいいよ」
今日もまた、加湿器は理不尽な持ち主のもとで「ふぉぉぉ」と起動するのでした。