最近の中学生、高校生が欲しいものといえば携帯電話がダントツである…そんな話をTVで見聞きしました。「欲しい」と言われても簡単なようで難しいのが携帯電話との付き合い方…親御さんの携帯電話に対する考えもそれぞれ違うでしょうし、正解の見えない問題だと思います。早い子は小学校入学前の時点で首から携帯電話をぶら下げているという情報も聞き、驚きました。
私が学生だった頃は「大学生になったら携帯電話かPHSね」と親から言われて生活していたので、高校時代はポケベルでクラスメイトたちとの交信欲求を満たしていました。当時は「お誕生日はポケベル買ってもらう」という内容のTVCMも流れており、自身も誕生日プレゼントとして買い与えられた時は本当に嬉しかったです。
家の電話からポケベルの番号を入力し、文字を打っていく…今思えば随分大変な作業でしたが、そんな手間もまた「自分だけの通信機器を持っている」と実感出来てワクワクするものでした。ポケベルという携帯電話一歩手前、ワンクッションのような機器に出会えた事はラッキーだったのかもしれません。今中高生にポケベルの話をしたら、どんな反応が来るのかな…と想像してしまいました。まず「11」が「あ」という説明から始まりますね。